4 あしたへフリーキック



「アルバトロス・シュートは要素に過ぎない。それより大事なものがあそこに
ある。どうやらあの少年はそれを知っているらしい」(第32話「あほうどり」)

「なにしろファジーな作品だから、パッと決まった『入り』とか、無いんだよ
な。なにげな〜く入っていくという…」(あしたへフリーキックLD第13巻
付録より)


えり子とフリーキックははずせない2大作品っすね。どっちがよりアミノ風か
というと『フリーキック』ですね。

イタリアへ売ることが決まっていて、事前に製作されていたためでしょうか、
手が入りまくっています。
#絵コンテにかけるスケジュールの余裕が十分あったらしい

スポンサーの圧力なくやりたい放題だからできた作品なんでしょう。
ここまで変な番組(笑)は、アミノものでもこの後出てきてないです;_;。


4.1 3 イッツレイン


まぁこのタイトルも謎ですけどね:-)。最終回までつづくふりなのね、これ。

燃えるといえば、「3 イッツレイン」の“趣味は水巻き”のエレナさん(^^;)、
「7 サルバトーレ カンタビレ ペレケトランポ7世」のタイトルも長いが、エ
レナが燃える(笑)ってのはともかく(おい…)#7話のポイントは月
参考:Cast エレナ・ロロブリジータ 西原久美子

4.2 11 こんな時にデート


基本的に全編”こ〜んなかんじ”の話なんです#味っていえばいいのかな?
そんな感じがよく出ているエピソードです。

「12 ウォンチュー」は謎のセリフですが(笑)、よっきゅん(アイドル天使
ようこそようこ)の「ノベッチ」なんかと同じアミノ味だとおもえばOK〜♪

タイトル話の余談ですが「13 ママ トールド ミー」は Papa Told Me とは別
に関係ないです。「23 プ・レ・ゼ・ン・ト」なんて世にもはずかしいタイト
ルですが…つけちゃうんだもんなぁ(笑)。後半戦にいくに従いますます
やりたい放題のタイトルになるところがまたよいです(爆笑)
参照:付録のタイトルリスト

4.3 25 さようなら


最初の放映時日本TV系ではこの話の最後の1分くらいを切って無理矢理最終
回にしました。

が、実はここまでが『大いなるプロローグ』、イントロダクションで(^^;)
この後を見ないとフリーキックは意味がない…

4.4 26 ローラーコースター


総集編。よく思うんですが、アミノさんの総集編の絵の使い回しとまとめかた
は非常にうまいですね。味わいの総集編。乞う御期待(^^)

4.5 27 アンフォゲッタブル


忘れ難きもの… 子どもの頃から追い求めていた湖の主…

この話からしばらく通称『放浪編』ともいわれる武者修行の旅のようなシリーズ
に入る。放浪編はもっとも重要である。というか放浪編の準備のために最初の
2クールがあるというのが正しいだろう。

4.6 28 異国の路地裏で


放浪編のサッカー話はここから。この話の意義は『原点』でしょうか
#「31 バックスピン」に28話は一部つながります

4.7 32 あほうどり


そして、シリーズで一番大事な話の一つがこれです。実は27話でこの話の前
振りをしてます(^^)。まぁ前振りがなくても見え見えの演出でわかるんですが:-)

「アルバトロス・シュートは要素に過ぎない。それより大事なものがあそこに
ある。どうやらあの少年はそれを知っているらしい」(第32話「あほうどり」)

という話なんですね。全体を通してそういうストーリーでもあります。

4.8 33 風にフォロースルー


あしたへフリーキック CD2(西原久美子と折笠愛しゃべりまくりの燃える
CDドラマつきだ)にはこのタイトルの

	「風にフォロースルー」(作詞:アミノテツロー)

という歌が収録されています。この詩はわかりやすいとおもう。

この辺りの放浪編後の話は バレーアニメかい? ってなところとか、「いきあ
たりばったり」とか、バレー部三人娘(西原久美子、白鳥由里、折笠愛)の活
躍とか、ちょっと学園ラブコメ的なところでもあります(笑)。
#注意:三人娘のキャストは実際には複数の組合せである。詳しくはWWWを参照

15話あたりからいい奴な蘭堂くん(子安武人はこの後、こういう芸風が実に
よいですね)とか“隼”化の進むみづほってのも重要でしょう:-)


4.9 46 フルボリューム

4.10 47 ゆるしてあげる


個人的には45話の次回予告(つまり46話の予告)が一番好きなんですが
(笑)、47話のアバンタイトルは最高という人もいっぱいいるでしょうね。
後半はそういう遊びも全開です(^^)。
その一方で『フルボリューム』はロベルトにとっての原点みたいな話とでも
いう話。(この話の流れは50話につづきます)

4.11 48 39.8°C


これもある種『潮風の交響曲(シンフォニー)』的な雰囲気があります。
当然絵コンテはアミノテツロー。

ちょっと違うけど『44 時差ボケ』も似たような意味で好きなんですが
#44も絵コンテはアミノテツロー。

4.12 あしたキックオフ


「あしたキックオフ」はオリジナルのタイトルです。放映時「あしたへフリー
キック」になりました。どっちかというとオリジナルの方が作品の雰囲気を捉
えているとなんとなくおもうんですけど…

最後の4話です。見てもらうしかないでしょうね。やっぱりなんとなく終って
しまうような感じもありますが(笑)そういうもんです。

	49 	主に言葉ではなくプレイする姿から伝わってくるもの
		#この長いタイトルには裏話があるとかないとか…
	50 	シーラカンス
	51 	ポリシー&アイデンティティ
	52	あしたキックオフ


「… 『あしたへ』でも『あしたに』でもない。「明日、キックオフ」でもな
い。そこにこの作品のすべての鍵があります。多くは語りません。ぜひ!鍵を
見つける旅に出発して下さい。」
(あしたへフリーキック第13巻 アミノテツローのサブタイコラムより)