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2007/06/17: うっかりAB、GJ! (1)

国家の非常時というと、たいていは戦争だが、経済的非常時という意味では非 常時であるこの時代は波乱の時代と言って良いだろう。

過去の例を掘ると、一番若い例の一つは William Pitt (the younger) [1] の24歳あたりだろうか。

第二次世界大戦の時、イギリスはチャーチル。 非常時だからこそ首相になれたとしか思えないタイプの人とは良く言われる。 チャーチルは名門貴族の落ちこぼれ。 長男なのにイートンにもオックスフォードにもいけず、家督をつげなかった。

かたや、日本は?というと、どうも、この100年ほど人材不足の大バーゲン セール実施中にしかみえない。

今の首相、アメリカ第51州の州知事は若いと言うが全然若くない。こいつを 首相にしておけば、これ以降、こいつより年寄りの労害組に大臣の椅子がいか なくなり、もっと若手に大臣の椅子が回ってくるという職業政治家群の勢力争 いの結果にしかみえない。いかにもたよりないボソボソそのもの。

そのラッコのぼのぼのじゃないボソボソも、今回はGJ! もっとも、その”ぼんくら”ぶりのおかげなのかもしれないが、 「○○○○はその構成員が拉致をはじめ犯罪に関与してきたことが明らかになっ ている」 と首相が明言したのはGJ!

税金、はらえよ!

p.s. 市長のU〜 ○○○○からは税金とらないと明言したU〜 おまえ、なにか○○○○からもらってるのか?

Notes

[1]

英語では younger なのだが、 日本語では何故か若ピットではなく”小”ピットと訳す。 ナポレオン戦争の時のイギリス首相。

William Pitt (大ピット)と区別しているのは、こちらも偉大な首相だったから。 Pitt the younger は William Pitt (大ピット)の次男だったとおもう。

大ピットの場合、 戦争半ばで首相になり、政府要職を総入れ換えし、勝利への要因となった。

小ピットの場合にも、似たような面はある。 アドミラル(海軍卿、語源はアラビア語で海の指揮官) の好きなようにさせていたことが、 トラファルガーの勝利、 その後の PAX BRITANNICA 最期の栄光の数十年の要因になったといえる。 非常時に軍規がどうこういっていたら、 ネルソンなんぞ艦長くらいで馘首であった。 まぁ、ときのアドミラルがネルソン贔屓だったというのは事実らしく、 見てみぬふりをいっぱいしている。

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