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2009/11/10: RICOH GXR をリリース

え?…

これは「コンセプトが?全開」な製品だ。 「交換レンズ+カメラ本体」ではなく、 「交換カメラ+筐体」みたいなもんだ。 業務用のルータか?おまえは。

リコーのプロ用デジタルカメララインナップは実に良い。 GX100 そして後継の GX200 は

「大きさ」「重量」「ファインダー」「広角24mm」
のバランスが取れた唯一のソリューションだ。

もっとも本当のプロ用機材としては、 ニコンのデジタル一眼レフあたりを使うのだろうが、 アマチュアには、これで十分。 何よりデジタル一眼レフなんて重くて嵩張るもの持っていけねーよ、 山の上まで。

さて、このリコーのプロ用機材ソリューションには GR という製品ラインと GX という製品ラインがある。 中身の部品も少し違うのだけれど、アマチュアには、 「レンズ固定でファインダーなし」 か? 「広角24-72mmでファインダーあり」 か?が判断の大きな別れ目となる。

新製品 GXR は GX300 は作らないという宣言に見える。 また、GXR は GR と GX 両方の後継という名前にも見える。 ようするに持つ部分(筐体)は共通で一つ、 「レンズ〜エンジンまで」の部分が2つあり、 「レンズ〜エンジン」部分をつけかえれば GR にも GX にもなる。

こんな変なことしなくても、交換レンズを持ち歩く派のユーザは、 他メーカーの普通の一眼レフを買うだろう。

GXR の交換ユニットをセットで買う人はいないだろう。 買うとしても、どちらか一方だけ。 となると、ユーザの利便性というより、 筐体が一つになることで、 メーカーの製造ラインを合理化することが目的のように思える。

が、そのために壊れやすくなってるとはおもわんか?

GR シリーズや GX100,GX200 は、それぞれにファンが多いと思うのだが、 これは、ファンの気持ちを汲まずに、メーカー都合による改悪をしているだけ のように思える。

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