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2001/12/04: IPv6 のゆくえ(2)

いつか IPv4 アドレスはなくなる。だから、 IPv6 は必要だ、それは事実だし、そのための研究開発は必然である。 これは OK。

問題は、 「IPv4 アドレスがなくなったから、IPv6 でもつかおう」 という自然な要求以上に、 「無理矢理 IPv6 に移行させよう」とか、 「とりあえず IPv6 アドレス余ってるし、他に産業がないので、国策でやりませう」 とかいう無理矢理な推進を企む態度だ。

やってる人がどの程度自覚があるのかは不明だが、 現代の資本主義体制環境下では、 そういう思想にならざるを得ないだろう。 資本主義ではインフレーションと崩壊を繰り返していく過程になるのは避けら れない。 だからといって、無自覚にことにあたってよいということではないとおもう。

今年のカンファレンスは、 そういった資本主義の矛盾がよくあらわれていたようにおもふ。

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