2006/09/01: 医者もデスマーチだが、もっとひどいのはプロバイダ

われわれは医者を養護するべきだ！ 行政の無能さを騒ぎたて続けるべきだ！

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2006/09/01/03.html

この記事はうさんくさい。 医者側言い分が「あえて」書いてない。 あきらかに行政の無能さを養護する目的で書かれている。 さらに言えば、マ○ゴミ自分たちの自己弁護も含むのかもしれない。 大昔から言われていたのにもかかわらず いまさら医者危機を騒ぎ立てていることへの自己弁護だ。

行政側は５５００万は高いと言う。 ３０００万もくれてやれば十分だと言う。 だが、医者の言い分は「２４時間体制で３６５日。休みは二日/年」だ。

え？

それデスマーチじゃん。そら死んじゃうよ…

単純に時給換算すると６０００円くらい。 労働基準法準拠で換算すると年収１２００万相当 \footnote{ 夜間割増も考慮しないといけないから実際にはもっと安い。 } だといえる。 しかも、この部署は一人しかいないから作業員も部長も兼ねてると考えなけれ ばならない。そう思うと別に高くはないだろう。しかも情報産業と違ってミス をすれば人が死ぬプレッシャーつきだ。

こんな単純な計算もできない行政の馬鹿が「３０００万で十分」とかほざく。 コストも運用上の問題も何も解決せずに 「大学が医者を派遣してくれない」 とほざく。 そりゃ医者がいなくなるのは当然。 擁護する価値などない。

まず、このたわけた意識を叩き直して、どうすればデスマーチでない状態で病 院を運用できるかを考えないと先に進めない。 だが自分たちの問題とはおもわず医者を批判するばかり。 困るのは住民。

つい先日も江別市で内科全員辞職という話題があったばかりだ。 こちらの件も「人は減る一方なのに、サービスは拡充する一方」だったそうだ。 おまえは携帯開発の現場なのか？ そりゃ辞めますよ。 それを棚にあげて市は北大病院を批判する。 だが裏には尾鷲と同様の問題が隠れているに違いない。

しかし、これの上をいく状態を１０年以上続けている業界があることを忘れな いでくれ。 インターネットサービスプロ○イダだぜ、それは！ 基本は２４時間体制で年俸制（残業代なし）。 換算するとフリーターなみのはずだよ。

マスコミのみなさん、この話題は取り上げないのか？ それともつっこむとインフラストラクチャが崩壊するから、 奴隷産業のまま放置するという総○省の方針でもでてるか？