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2003/10/11: 紅葉する羊たち(それは紅葉ちがい)

この2、3日暖かい良い日であった。こんな日は、野外でジンギスカンを頂く にかぎる。本日は、まいどおなじみ、月寒ジンギスカン倶楽部だ。ゆく道すが らには、前半、やや古めの家が並ぶ地帯があり、後半は実験農場の中をぶちぬ く道をすすむ。

実験農場の中を延びる 1km 長の白樺の並木道は、ちょうど小さな丘を越えた 場所にあるため、月寒グリーンドーム以外の建物が割とうまく地平線に隠れて いる。この風景は数十年前の風景とほぼ同じものだろう。 (開拓時代の)北海道の原風景として期待される姿だ。

とうきび畑の中の白樺の並木道は、ちょうど黄緑かかり、太陽光線に軽くいぶ られた白樺の葉っぱたちで作られる屋根で覆われている。ちょうど風もなく、 ときおり舞い落ちる落葉が時を刻む。美しい。

菖蒲園の残骸を抜けると、針葉樹と紅葉樹林が混在するエリアだ。 元気な緑のキャンパスに、 スペクトル解説図のような微妙に違う何十種類の色が燃えている。

今日も羊さんに挨拶しながら、ジンギスカン倶楽部到着。 別に喜ばれもしないが、今日の羊さんはサービス満点みたいだ。 食い終るまで、お客さんに、その雄姿を見せていた。

それも今日か明日で終りらしい。 二週間もすれば初雪だ。

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