13 年ものの K11 マーチくん、ついに「エンジンが駄目です」宣言を出されて しまったので、次世代機を選定中です。が、何がいいのですかねぇ？
選定の条件は以下のような感じ。
(1) 壊れるまで乗る。最低 10 年は乗りたい。 (2) 4WD (北海道だから)。 (3) 郊外が中心(市街地用ではない)。 (4) それなりに燃費重視。でも走り屋ではないのでパワーは２の次。 (5) こみこみ 100 万円前後を目安で、お願い(涙)。(注: こみこみ 100 万の根拠は 総費用評価表 の中古スターレットの初期費用部分を参照。 )
さて、「壊れるまで乗る」という人にとっては 「10 年乗ったとして 10 年でかかる総費用と性能のバランスが妥当な車はどれか？」 という点が最も重要です。
これは「新車をどんどん買って欲しい」「どんどん買い替えて手数料を払って 欲しい」業界から広告をもらっている雑誌などが決して強調しない点です。 雑誌では買う時と３年後に売り払う時の値段が主な論点なのが、その証拠とい えます。もちろん雑誌だって営利企業なんだからそれで問題ありません。 あとはユーザがどれだけ頭を使うか！という勝負の世界です。
いわゆる街乗り用、 たとえば「買いもので市街地しか乗らない」なら雪国でも FF で問題ありません。 営業車の類も FF で困りません。 というのは「除雪されている」のが前提だから。
ちなみに先代の車はマーチくん(K11)の FF でしたが "ほとんど"困りませんでした。
例外的に困ったのは、 山の方へ行く、峠を越える、数百 km 単位で移動するといった場合です。 FF だと 「行きは晴れていたが帰りは大雪で今にも閉じ込められそう」とか 「トンネルを抜けたら雪が十数 cm で、ぎりぎり目的地にたどりつけた (翌朝は除雪されていたので、問題なし)」とか、 そういう不測の事態に対処できないので恐いという点にあります。
実際、"真冬には遠出していないにもかかわらず"、 上のような”あと一歩”という目に二年に一度くらいは会いました。
よって、冬でも、市街地を出る必要があるなら 4WD は必須だと思います (ただ非常時にしか使わないのでフルタイムでなく"手動の"スタンバイ型でも OK)。 市街地だけなら FF CVT がいいでしょうね。
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