[HOME] [github] [twitter] [blog] [fml4] [fml8] [北海道] Powered by NetBSD and [nuinui.net] .

【廃】 ntldr 編: NetBSD/i386 と Windows XP をデュアルブート(dual boot)

まずハードディスクを2つに分けてください。 Windows XP をインストールしたあとに Partition Magic で2つに分けて、 NetBSD 用エリアを確保するとかで十分です。

NetBSD 用エリアを確保したら、インストールです。 NetBSD をインストールし終ったら、 リブートの前にインストーラのユーティリィから /bin/sh を起動しましょう。 シェル上で以下のコマンドを実行し、 ブートブロック(先頭の 512 bytes)を確保してください。

# dd if=/dev/rwd0a of=/tmp/netbsd.pbr count=1 
これを一度となりのマシンへでも ftp [1] で出しておきます。

次に Windows XP を起動し、 上で吸い出したブートブロックを netbsd.pbr という名前で C:\ へ置きます。 そして Windows XP のブートメニュー(ntldr が出すメニュー)を変更するために C:\boot.ini を次のように編集して下さい。 boot.ini を編集するだけで OK です。 あとは ntldr がよしなにやってくれます。


[boot loader]
timeout=30
default=c:\netbsd.pbr

[operating systems]
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS="Microsoft Windows XP Professional" /fastdetect /NoExecute=OptIn
c:\netbsd.pbr="NetBSD"
[boot loader] の default= の部分がデフォルトで起動する OS の指定です。 [operating systems] 以下がメニューのカスタマイズ部分です。 ここに書いた項目("OS名"の部分)がメニューに表示されます。

なお Windows XP がデフォルトでよいなら

c:\netbsd.pbr="NetBSD"
行を boot.ini の最後に追加するだけです。

この方法が一番安全で楽ちんなデュアルブートの方法だと思うっすけど、 となりのサーバがないといけないのが面倒っすね。

Notes

[1]

マウントすればあるけど、 インストーラディスクには ssh がないので、 まぁ ftp あたりが楽でしょう。

Windows XP 側の NT File system を NetBSD からマウントできて書き込めたら、 それが楽なんですけどね。今は出来るのかな?

[HOME] [github] [twitter] [blog] [fml4] [fml8] [北海道] Powered by NetBSD and [nuinui.net] .
Copyright (C) 1993-2022 Ken'ichi Fukamachi mail:< fukachan at fml.org >