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温泉: かんの温泉

Caution

2016 年夏の台風10号で道が壊れ、ふたたび行けなくなりました。 2017/06/07 から再開されたそうです。 よかった。

この温泉は大雪国立公園内にあります。 鹿追町のはずれで山側にそれ、1.5車線くらいの道を 14km くらい登ると、 菅野(かんの)温泉です。 現在、この道は全面舗装されています(かつては泥道でした)。

2008 年に前経営者が温泉を閉じた後、 「この温泉をなくすのは、もったいない」と、 この温泉ファンの地元企業の社長さんが引き継いでくれました (拍手!拍手!拍手!)。 全面リニューアルして、2014 年に再開しました。

GW などの連休"だけ"は日帰り客がどどーんとやってくるので、気をつけましょう (というか、避けたほうがよいです)。 この日だけは、300 - 400 人/日くらいくるそうですが、 ふだんは 10-20 人/日ですので、御安心ください (いや、逆に不安です;-) [1]

十勝の例にもれず、ここも源泉が熱いです。

全面リニューアルにともない、湯船も増えました。 駐車場からみえるブロックが新しい部分で、 こちらには男女湯あわせて8つくらいの湯船があり、 源泉も複数あります。 基本はナトリウム塩化物泉ですが、少しずつ違います。 全部入るには日帰りではなく宿泊しないと無理ですね。 このメインブロックでは一番ぬるい春鹿鳴湯がいい感じでした。

メインブロックの裏に宿泊棟があります。 一回外に出ないとたどりつけませんけど。 この一番奥にある宿泊棟隣接のお風呂が一番古い温泉です。 やはり一番古いお湯がいいですね〜

以前の管野温泉では地下水を加水して温度調節をしていたのですが、 現在の社長さんが、それはもったいないと、源泉かけ流しにしてくれました。 改装後は、地下水による水冷になっています。 水冷浴槽!?これは新しいです! 湯船のなかに地下水をとおして 湯船自体を適温にし、 その温めた地下水はシャワーに使っています (以前はシャワーなしでした)。 無駄がありません。 素晴らしいアイデアですね。 (すいません、写真は撮り忘れました)

http://www.kanno-onsen.com/

Notes

[1]

この社長さんは、たくさんの会社を経営している優秀な方らしいです。

利益以前にファンなんですよね、この温泉の。

この温泉そのものから利益を求めているわけではないらしいので、 大赤字とかにならず、なんとかやっていければ再び廃業とかにはならなそうです。

みんな、もっと行こうよ!

でも、遠くてね〜

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