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レシピ’s

1. 前日の fml のエラーログを出したい
2. 古いログを見たい
3. ログを一極集中させたい
4. ログを見張りつつ特定の行だけを見たい
5. ログのコピーをとりつつ見張り、かつエラー行だけ見る
6. 古いログファイルを消去したい

1. 前日の fml のエラーログを出したい

fml4 の daily.pl にあたるものは未実装です。

現状ではログファイルを grep してください。

2. 古いログを見たい

fml8 のデフォルトでは、 MLのホームディレクトリにあるログファイルにひたすら書き込んでいきます。 MLが始まった時からの記録がすべてここにあります。

一方、Unix のログは一定期間後に削除されていってしまうので、 あまり古いログは追えません。

Unix では、 newsyslog など(OS によって仕組みは異なりますが) OS 附属のシステムが古いログの消去をしてます。 あらかじめ、 これらのパラメータを調整し、三カ月程度は保存するようにしておきましょう。

3. ログを一極集中させたい

Unix では syslog というメカニズムでログを管理しています。 syslogd が受けとったメッセージは /etc/syslog.conf に従いファイルへの書き込みや他ホストへの転送がなされます。

[/etc/syslog.conf]

# すべてのログを /var/log/messages へ出力する
*.*		/var/log/messages

fml8 のログはデフォルトでは、 各MLのホームディレクトリにあるログファイルへ書き込まれますが syslog へ出力することも出来ます。

[/var/spool/ml/elena/config.cf]

log_type	=	syslog

上述の「全てを記録する syslog 」設定もすれば、 /var/log/messages に、 システム全てのログと fml のログの両方を集めることが出来るようになります。

4. ログを見張りつつ特定の行だけを見たい

fml8 の問題というより Unix コマンドの使い方の話です。

ある「パターン」にマッチするメッセージだけを表示させたいなら次のようにします。

% tail -F /var/spool/ml/elena/log | grep 'パターン'

5. ログのコピーをとりつつ見張り、かつエラー行だけ見る

fml8 の問題というより Unix コマンドの使い方の話です。

% tail -F /var/spool/ml/elena/log | grep 'パターン' | tee ファイル

6. 古いログファイルを消去したい

fml4 の newsyslog 機能に当たるものは未実装です。

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Copyright (C) 1993-2022 Ken'ichi Fukamachi mail:< fukachan at fml.org >