[HOME] [github] [twitter] [blog] [fml4] [fml8] [北海道] Powered by NetBSD and [nuinui.net] .

補足: 各ディレクトリの役割

それぞれのディレクトリの役割は次の通りです。 なお、デフォルトでは /usr/local 以下にインストールされます。

Table 1. ディレクトリの構造

ディレクトリ 説明
/usr/local/etc/fml 基本設定ファイルを置く場所。 fml4 の /usr/local/fml/.fml や default_config.ph を置く場所に相当します。 /usr/local/etc/fml/main.cf では、 使用する fml8 のバージョンやライブラリの場所(ディレクトリ) などが指定可能です (【重要】 バージョンアップして問題があった場合には、 バージョン変数を編集することで、 すぐに古いバージョンへの切り戻しが可能です)。
/usr/local/libexec/fml 実行ファイル ( fml4 の /usr/local/fml 相当)
/usr/local/lib/fml perl モジュール群を置く場所 ( fml4 の /usr/local/fml 相当)
/usr/local/share/fml メッセージなどのテンプレートを置く( fml4 の /usr/local/fml/messages/ 相当)。 この下に言語依存のサブディレクトリが作られます。
/var/spool/ml デフォルトドメインのML群のトップディレクトリ。 fml4 と同じ目的で使われます。 注意: /var/spool/ml のオーナは configure で指定した owner 変数(デフォルトはユーザ fml)に設定されます。 なお、ドメインごとに別の prefix を用意して下さい。 たとえば fml.org 用は /var/spool/ml で、 nuinui.net 用には /var/spool/nuinui.net などのように。 このドメインとディレクトリの対応関係は ml_home_prefix_maps ( バーチャルドメインの節 を参照 )に記述します( makefml/fml の newdomain コマンドで設定されます)。 バーチャルドメインの詳細は the Chapter called バーチャルドメインの取り扱いについて を参照して下さい。

[HOME] [github] [twitter] [blog] [fml4] [fml8] [北海道] Powered by NetBSD and [nuinui.net] .
Copyright (C) 1993-2022 Ken'ichi Fukamachi mail:< fukachan at fml.org >