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エラー判定のアルゴリズム

$error_mail_analyzer_function_select_list にある関数名が利用し得るアルゴリズムです。 デフォルトでは simple_count と histgram という2つのアルゴリズムが用意されており、 histgram がデフォルトです。

アルゴリズム: simple_count

単純にエラーが返ってきたメールの総数で「削除するか否か」の決断を判定します。

単純にエラー数なので、 ”たまたま”受信者が設定を少しの間だけ間違えていて、 ”たまたま”その日の流量が多い場合、 その受信者は 「削除対象」 とみなされることになります。

そういった場合にも、ようしゃなく削除してしまうのが、この方法の問題点です。

アルゴリズム: histgram

エラーが連続してN日続いた時にかぎり削除を行ないます。 デフォルトでは 14 日(つまり二週)のあいだ連続してエラーの場合に、 はじめてアドレスの削除が行なわれます。

デメリット: 少なくとも一日一通は流量がないと、このアルゴリズムは動作しません。

メリット: ちょっと間違えただけの受信者が削除されることはありません。

現在のデフォルトは、このアルゴリズムです。

注意: 当然のことながら、流量が一日一通に満たないような、 まったりとしたMLでは、このアルゴリズムは動作しません:-)

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