インストールの際の Q & A

 [用語]
   % はユーザの prompt
   # は root の prompt
   $EDITOR は自分の好きなエディタ

   メーリングリスト名やディレクトリは適当に読みかえてください
   ここではデフォールトの値を使って説明しています。

Q: おすすめの設定は?
A: 

fml 4.0 では最初から厳し目の推奨設定をセットアップできます。

	     % make install RECOMMEND=yes

のように指定してインストールして下さい。
makefml を実行する場合は 

	     % env RECOMMEND=yes perl makefml install

としてください。
なおこれは make secure を実行すると行なわれる状態です。


Q: virtual domain をしたいとき (1)
A. fml を2つインストールする (1)

  make install (つまり perl makefml install 引数はなし)する時に

  一つは

     DOMAIN NAME               [domain1.org] 
     FQDN                      [domain1.org] 
     EXEC FILES DIRECTORY      [/usr/local/fml] 
     TOP LEVEL ML DIRECTORY    [/var/spool/ml] 

  もう一つを

     DOMAIN NAME               [domain2.org] 
     FQDN                      [domain2.org] 
     EXEC FILES DIRECTORY      [/usr/local/fml2] 
     TOP LEVEL ML DIRECTORY    [/var/spool/ml2] 

  そして、それぞれのfmlでMLをつくる

  info@domain1.orgをつくる

  	% /usr/local/fml/makefml newml info

  info@domain2.orgをつくる

  	% /usr/local/fml2/makefml newml info

Q: virtual domain をしたいとき (2)
A. fml を2つインストールする (2)

  makefml の -f 設定ファイル オプションを使う。つまり

     % perl makefml -f /usr/local/fml/.fml/system install
     % perl makefml -f /usr/local/fml2/.fml/system install

  のようにインストーラを走らせる。それぞれその .fml/system を読んで
  "対話的に聞くことなく"全自動でインストールプロセスが進む。


Q: virtual domain をしたいとき (3)
A. fml を2つインストールする (3)

  makefml install の引数としてインストール場所を設定する。

    % perl makefml install /usr/local/fml
    % perl makefml install /usr/local/fml2

  のようにインストーラを走らせる。これは (2) と同様にそれぞれの設定ファイル

     /usr/local/fml/.fml/system
     usr/local/fml2/.fml/system

  を load して対話的に聞く時のデフォールト値を変更する。
  -f と違うのは全自動ではなく対話モードで走ること

  ◯ BUG
	ソースを広げ直すことなく、続けて走らせた時に
	たとえ引数があっても /usr/local/fml/.fml/system を読み込んでし
	まう。

Q: fml は一回だけいれるが、各MLそれぞれ勝手に virtual domain (1)
A: 各MLの config.ph, help などを書けばどうとでもなります。

   XXX MTAの設定については省略します。以下同様

Q: fml は一回だけいれるが、各MLそれぞれ勝手に virtual domain の時
   help ファイルはどうすればいいか?

A: config.ph を変更した後で、

	% make doc-template

   を実行すると help などを config.ph の値で作り直す。


Q: fml は一回だけいれるが、各MLそれぞれ勝手に virtual domain の時
   help ファイルはどうすればいいか?

A: rm -f help 

   このときは template ファイルを見て help ファイルを合成する

  ◯ バグ: そのとおりうごいてない;_;


Q: executable は入れる (/usr/local/fml1, /usr/local/fml2, ..)が
   /var/spool/ml は共有することはできるか?
A: できるけれど、おなじML名が作れなかったりするのでしない方が無難だろう
A: makefml で操作することを考えなければもちろんなんでもOK :-)


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