27分の6。
ご存知の通り009の原作は27(15+12)冊あるが、 実際に話が続いているのは最初の 6 巻だけだ。 後は短いエピソードのタペストリといえる。
なお、一番最初のTVシリーズはこの最初の 6 巻である。 6 巻のラストシーンが基本中の基本「物干し台の上でお祈りポーズ」だ。
天使編は別扱いといえるが、 それ以外はもう009じゃなくて、 単に主人公が同じだけのオムニバスドラマみたいだ。 それも好きだけどね:)、でも最初の 6 巻とは全然違うもの。 まぁ7から後は人気があるから続けざるを得なかったというものなんだろう。
80 年代の『ホテル』みたいな話を書くようになる先駆けと見るべきなんでしょ うね。
ブラックゴーストとは何か?の再考察が天使編といえるとおもうが、 八〇年代のブラックゴーストとは何か?が「経済とは何か?」で、 『日本経済入門』なんてのを書いていたといえるのかもしれない?
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