原稿の最終チェックをしないといけないのだが… といって、旅先ではおちついた場所を探すのもなかなかつらい。
今日は最後の原稿チェックだから、紙だけあればおおむねなんとかなるだろう。 そういうことで、端末はなくてもかまわない、つまり電源はあきらめることにする。 この前提のもとに、さて、どうしたものか…
結局、もよりの図書館で原稿チェックという案を師匠にもらった。 たしかに、はかどる、グッドアイデアだ。
ときおり、手を休めて遠くを眺める。 窓のすぐ外にある欅の色は、 日光のあたり具合の違いからか、 おなじ木であるのに秋の初めと終りの色をともに奏でている。 また、赤城おろしなのかは知らないが、北風が空気を少しは透明にしてくれている。 この時期の東京だけは良い感じだといつもおもふ。
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