人の書くネタの分析をしてみるという質の悪いことを考えてみる。 題材は「かわいそうなおかず」(中島らも)だ。
最初の一ページが多分おもいつきだろう。ラーメン屋か、なにかで思いついた に違いない。あとは、ページ数をどうやって埋めるか? が、おもいつかない。
そして、本棚に目をやる。
と、ふと、並んでいる本(シリーズ)に気づく… うみゅ、これでいきまひょ!
最初に「ニューギニア高知人じゃない高地人」のネタ、 次に「ベドウィン」。(お?) その次は「カナダ・エスキモー」のネタ。 ははは、順番まで何か意味深だ(笑)。
最後のオチは関係ない。真中の埋め草部分のネタの埋め方が、いかにも"お脆い"、 というあたりを楽しむ趣向だ。
P.S. おっと、これで終りにしちゃいけない。答を書いてないじゃん。で、答 えは何かと言うと、本田勝一のルポルタージュシリーズの初期の作品群だって ことですな。目の前にシリーズがずらずらと並んでいたんだろうな:-) で、順番に手にとって、ページが埋まるまでネタを探したんだ! まちがいない(c)長井秀和。
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