谷の中で数十の白と梅紅の花火が無音のまま開き、 その花生の最後の数秒の瞬間で止まっている。
少し小雨がぱらつく中、そんな小谷の中を散策する。 白は五分咲き、赤はもう一越えという感じなのだが、 小雨のおかげで、人影もまばらでゆっくり堪能できた。
帰りがけの駄賃で、森の湯にゆく。おぉ露天風呂の目の前に桜が! おもわぬところでゆうるりと花見ができた。
ご満悦である。
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