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温泉: 鶴の湯温泉旅館

Caution

1902 年開湯の北海道で二番目に古いひなびた感じのいい温泉だったのですが、 (廃タイヤを使う)ボイラーが壊れて廃業しました。 その後、違う経営母体で改築し再開しました。 源泉は同じでも、改築後は、まったく違う温泉です。

http://www.tsurunoyu.jp/

改装前

含食塩・重曹-硫化水素泉(源泉温度 14.3 度)。 とうぜん加温して、さらに循環ろ過していますが、 定期的に新しいお湯を注ぎこませている(オーバーフロー?)させているようなので、 循環ろ過は気になりませんでした。 内湯のみですが、大きな窓ガラスから日本庭園が見えて奇麗。 日帰り入浴は 400 円。 宿泊も出来ます。

1902 年開湯。 宿にある説明によると、北海道で二番目に古い温泉だそうです。 まさに、 建物の雰囲気も、 建物前の日本庭園も、 風呂も、 古きよき鄙びた温泉宿といえます。 雰囲気や様子のすべてが、今は亡き 塩狩温泉 のようです。 こういうのが昔からある温泉宿という趣きなんですね。

夕方になると地元の人が続々とやってきます。 まさに地元の銭湯がわりになっているらしいです。 いいお湯なのですが、 銭湯仕様のためか、ちょっと加温し過ぎで熱いのが残念。

湯舟は、ほどほどの大きさで、同時に十人くらいなら入れるでしょうか。 洗い場は4、5人分。 水は出るけど、お湯はあまり出ない。 湯舟からお湯をすくって体を洗う方が早い。 いいね!:-)

本来の駐車場自体は小さいんでしょうけど、 事実上、 野原の真中にぽつんとある建物なので駐車スペースには困りません(w)。 しかしながら、地元民が続々と来るまでやってくるので大変です。 結局、公道から温泉宿までの道に沿って車を止め、バックで出ることになります。 これがデフォルトらしい。

日本庭園には鯉がたくさん泳いでいます。 そしてアヒルも三匹くらい泳いでいますね。 近付くと「餌くれるの?」とばかりに近寄ってきてかわいい。 ちなみに餌は宿で売ってます:-)

また、夏の終わりには蓮の花が咲き乱れます。

地理: 36 号線のモダのある交差点を山側へ曲がり、 小さな峠をのぼっておりると 看板があるので場所は分かるとおもいます。

                                       苫小牧 
                   ☆                  |    |
早来市街地 ============================| 36 |
                        ○ ||          |    |
                           ||          |    |
                           ||          |    |
                          千歳          千歳 

☆鶴の湯温泉
○サックルズファーム

廃業

銭湯値段で営業してこられたのは廃タイヤを使ったボイラーだったことが大きい。 でも、ボイラーが壊れました。

廃タイヤボイラーの親設は、もはや認められないので廃業したそうです。

ちなみに改築後は経営母体が違います。

改装後

日帰り温泉の設備としてはデファクトスタンダードです。 あいかわらず露天はありません (山側にむけて露天を作れるだろうに、改築時に何で作らなかったんだろう?)。

日帰り温泉のようにみえますが、奥に宿泊ブロックがあります。

レストランは早来の街中にあるお店がやっているようです。 味は、ものすごーく普通です。

ちなみに昔の建物はすべて壊され、 道路の方へ 100m くらい移動した場所に新しい建物が建てられています。 おおむね昔、廃タイヤ置き場だったあたりです。 以前は 2F 建てですが、今度は平屋です。 唯一の改善点は駐車場です。 以前より、とても大きくなりました。ご安心あれ。

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