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Appendix E モデレータ

モデレータモードの時は

	1  ML 宛に来たメールは配送されず
	2 一旦モデレータへフォワードされます
	3 モデレータは内容を査読後承認するなら
	  あるキーワードを ML サーバへ送ることで
	   ML 全体へ配送されます。	

このモードにするには config.ph で

$PERMIT_POST_FROM              = "moderator";

とします。makefml config の設定画面では

   [POST]

   1    PERMIT_POST_FROM                   moderators

のようになります。コマンドについても

   [COMMAND]

   3    PERMIT_COMMAND_FROM                moderators

設定はできますがいちいち承認を出すコマンドというのは意味がないでしょう。
この設定でコマンドを送るとモデレータにフォワードされて終るだけです。

○ 承認の仕方

$MODERATOR_FORWARD_TYPE という変数があります。デフォルトは2です。デフォー
ルトについて説明します。2以外は doc/Japanese/how_to_subscribe (WWW な
らhttp://www.fml.org/fml/Japanese/how_to_subscribe/) を見て下さい。

次のようなメールがモデレータに来ます。

   Moderated $MAIL_LIST (elena@baycity.asia) receives a submit from

      fukachan@baycity.asia.

   Please check it. If you certify the following article, 
   please send to elena-ctl@baycity.asia
   the following line (only this line!)

   moderator certified 199711032027.709982

   ------- Forwarded Message

   メール本文

   ------- End of Forwarded Message

メールは ML サーバも保存しています。メール本文の内容を承認したなら、

moderator certified 199711032027.709982

の行だけをコマンド用のアドレスに送って下さい。そうすると ML サーバは自
分が保存しておいたそのメールを配送します。

モデレータか否かはこの特別な文字列(# moderator certified 数字)を知って
いるか否かです。この数字は毎回違うもので、ある意味で暗合レベルの非常
に低い one time password だとみなすこともできます。

このメールが送られてくる人は誰でもモデレータになれます。デフォルトは
 $MAINTAINER ですが、複数の人をモデレータにするなら moderators 
というファイルを作り、actives や members のように1行1アドレス書いて
いって下さい。


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