fml 3.0 の設定 -- よりセキュアに --
 [用語]
   % はユーザの prompt
   # は root の prompt
   $EDITOR は自分の好きなエディタ
   メーリングリスト名やディレクトリは適当に読みかえてください
   ここではデフォールトの値を使って説明しています。
○ 目的
メールサイズの上限を設定する。
投稿メールのフィルタリング
   中身のないメールを弾く
   unsubscribeのような無関係なメールを弾く
トラフィックモニタをONにする
   一気にメールが来たらメール爆弾と見なして受け取りを拒否する
メンバーリストを取り寄せるコマンド members, actives などを使えなくする
などを設定します。		
○ 設定
% makefml config elena
   メインメニュ -> セキュリティ -> MORE_SECURE -> "y"
をすると、設定されます。メニューでやらずに /var/spool/ml/elena で
   % make secure
としても同じ効果があります。
○ チューニング
パラメータの代表的なものは
   メインメニュ -> セキュリティ 
で変更できます。
○ メールの中身のフィルタリングについて
../filter/index.html 
    "本文がないメール"や"unsubscribe だけ"のメールをMLに流さない。
    MIME/Multipart の場合は最初のブロックの中身を評価の対象にします。
○ USE_DISTRIBUTE_FILTER (default: NO)
   フィルタをするか?するなら yes (yes 推奨)
○ FILTER_ATTR_REJECT_COMMAND (default: no)
   投稿用のMLに #help などが来たら拒否 (yes 推奨)
○ FILTER_NOTIFY_REJECTION (default: no)
   拒否した旨をその送り主に伝える
○ USE_MTI (トラフィックモニタ; default No)
../resource_control/index.html 
    使うなら yes 。MLのトラフィックを監視し一気にメールが来たらメール爆
    弾とみなすなどを行なう。ものすごーく手の込んだものは reject できないか
    もしれない;_;。yes を一応推奨
○ MAX_MAIL_SIZE (default: 未定義 == 無制限) 
    メールサイズの最大値(デフォールトでは無制限)。貼付ファイルを許すか否か
    でサイズ制限は決まるだろう。ちなみに fml.org では500K bytes にしている。
○ NOTIFY_MAIL_SIZE_OVERFLOW (default: yes) 
    MAX_MAIL_SIZE (最大値)を越えるメールが来たら拒否の旨を送り主に伝える。
    伝えないとエラーだと思って再送する人が多く、システムに負荷がかかるため。
    message/partial は合計のサイズを推定します。
○ ADDR_CHECK_MAX (default: 3)
    アドレスのチェックの厳しさ。3 はドメイン3レベル、つまり beth.fml.org 
    という3階層までチェックするので beth.fml.org と jo.fml.org は別のアド
    レスだが、beth.lw.fml.org と jo.lw.fml.org は同じドメインとみなす。
○ MAXNUM_COMMAND_INPUT (default: 無制限)
   一つのメールに書けるコマンドの数の最大値
○ REJECT_ADDR (無視するシステムアカウント名のリスト)
   see => 7.2
○ USE_LOG_MAIL (default: NO)
    var/Mail/ の下に最近N通のメールの先頭2Kバイト程度を保存するヘッダ情報
    を保存してデバッグなどに用いるとよい
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