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Appendix A フィルタリング機能

Appendix A.1	fml フィルタリング機能について

fml 2.2以降にはヘッダやメール本文に基づくフィルタリング機構があります。
つまり「ヘッダに特定のパターンがあったら弾く」とか「一行メールを拒否す
る」などができます。
#正式なリリースとしては2.2ですが当然 2.1 current からあります。
#ドキュメントないしソースにUSE_DISTRIBUTE_FILTERというのがあれば
#動くバージョンです。

デフォールトではフィルタリング機能はOFFです。そのため、まずフィルタリ
ングをONにする必要があります(以下elena MLを例にとる)。

フィルタリング機能を有効にするには以下の節のいづれか一つの方法を行ない
ます。どれも作業の結果は同じですが、使いなれている方法でどうぞ。

Appendix A.2	makefml config を使う人

   "makefml config elena" -> security -> USE_DISTRIBUTE_FILTER -> "y" (yes)

Appendix A.3	cf 書きの人


   USE_DISTRIBUTE_FILTER 1

を書く。その後

	% make config.ph

で config.ph を作り直す。

Appendix A.4	config.ph 生書きの人

   $USE_DISTRIBUTE_FILTER = 1;

Appendix A.5	make secure

この際なのでフィルタリングをはじめ、セキュリティ関連の基本的な部分を全
部有効にする

   % cd /var/spool/ml/elena
   % make secure

するといろいろな設定を自動的にcfに書いてconfig.phをUPDATEする。 
やってる設定は画面に表示される。