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2 MIME関係の諸機能

2.1	MIMEの処理

本来MIME関係はクライアントプログラムが処理すればいいことなのでサーバと
しては素通しでいいはずです。

fmlのMIME関係の処理は

0.	基本的に素通し

1.	可読性のためにsummary(サマリー)ファイルなどで
	base64, quoted-printableにエンコードされた
	Subjectを日本語に戻しておく

2.	MIME/Multipart形式のまとめおくりやファイルの送り返し
	をオプションとして提供する
	(デフォールトをMIME/Multipartにすることも可能)

などからなります。それ以外にも『過去に某BBSのせいで流行ったが、本来やっ
てはいけないオプション』などもあります。

前述の1は$USE_MIMEという変数が設定されていないとサマリーは生のBASE64な
どのまま書き込まれます。デフォールトでは日本語に変換します。

	$USE_MIME = 1; (default 1)

Example:
	...
	Subject: Re: TELEPHONE 
	   そんなぁ〜

というメールが来たとすると、summary ファイルには

	94/04/03 20:47:47 [1:fukachan@phys.t] Re: TELEPHONE そんなぁ〜

のようにないります。

注意: subject をちょんぎったりはしませんが、一行にしてからdecodeして全
部書いてます。summaryは1行1メールがわかりやすくていいでしょ?


2.2	ISO-2022-JP Trap

ISO-2022-JP の文字がない限りは require しません(たいして軽くはならない
でしょうが…)。

RFC1522	2. Syntax of encoded-words

   encoded-word = "=?" charset "?" encoding "?" encoded-text "?="
   charset = token    ; see section 3
   encoding = token   ; see section 4
   token = 1*<Any CHAR except SPACE, CTLs, and especials>


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