この FML::Cache::Ring クラスは、 主にサイズに上限を設けたいタイプのデータを蓄える場合に用います。 時間(expire)については気にしません。 時間ではなくデータのサイズで有無を言わさずデータを廃棄します。
デバッグ等に用いるデータであれば、こういった扱いで十分と考えます。 普段は使わないデバッグのために、 ハードディスクを使われてしまうのは嫌ですから。
このクラスは、 あるディレクトリ(例: db/) 中に作られた有限個のファイル群の中にデータを蓄えています。 たとえば db/ ディレクトリに 1 〜 100 の名前のファイルが作られ、 順番に使われてきます。 これらのファイルはぐるぐる回って(1 2 3 4 ...)使われ、 一周してしまう(100 を超えると)と、 元に戻って上書き(1 2 3 4 ...)されます。
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ノート: 旧 RingBuffer は FML::Cache::Ring に統合されました。 また、FML::Cache::Ring は File::CacheDir から作られました。 |
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