NAT システムは、強引にパケットを吸い上げるために使われています。
この例では、外側が wm0、内側が fxp0 です。 クライアントから出てきたパケットは、まず fxp0 へ入ります。 ところが、NAT システムで、fxp0 に入ってきたパケットは、 宛先にかかわらず強引に吸い上げ PROXY へ転送します。
この設定が次のような rdr 命令で、 アプリケーションの数だけ設定が必要です。
rdr fxp0 0.0.0.0/0 port 22 -> 127.0.0.1 port 10022 tcp
たとえば上の例は ssh proxy です。 SSH は 22/tcp なので、 22/tcp を「127.0.0.1 の 10022/tcp で待っている PROXY」へ転送してください。
デフォルトの見本には、すでに典型的な例が仕込み済みです。 適宜、追加・削減してください。
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