Appendix B.1 :include: ファイル (fml.plの呼び方、引数の渡し方)
fml-uid
fml の起動の仕方は
fml.pl $DIR $LIBDIR
$DIR config.ph のある directory いわゆるMLのHOME
$LIBDIR library の path (必要なら)
の形です。このコマンドを起動して STDIN からメールを突っ込んで下さい。
つまり(PIPEで)
| fml.pl $DIR $LIBDIR
ということです。これを sendmail にやらせるためには /etc/aliases 等に次
のように書きます。いろいろな書き方がありますが、それがちゃんと動くか否
かは sendmail の version に依存です。
例: Elena メーリングリストの場合
[/etc/aliases]
Elena: :include:/var/spool/ml/Elena/include
owner-Elena: fukachan
Elena-request: fukachan
Elena-admin: fukachan
[/var/spool/ml/Elena/include]
"|/usr/local/fml/fml.pl /var/spool/ml/elena "
$DIR が "/var/spool/ml/elena" で $LIBDIR は特に指定しない場合です。こ
の場合 include するファイル の所有者のIDで fml.pl が起動され、sendmail
は そのプロセス(fml.pl)(のSTDIN)へML宛のメールを渡します。/etc/aliases
を読んで /var/spool/ml/Elena/include を読み込むんだと知り、そのファイ
ルの中身の "|/usr/local/fml/fml.pl /var/spool/ml/elena " が起動されこ
のプロセスのSTDINにメールは入力されます。
なお単純にこれだけではだめでおまじないが必要なOSもいろいろあります。
OS によるfml.plの呼び方の違い一覧は次の章を見て下さい。
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