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NFSW: N/A (ネットワーク認証)の設定をする

Table of Contents
OS (カーネル)の設定
フィルタの設定
認証 CGI の設定
フィルタの設定をリロードする
認証データベースから古いデータを消去する

本章では、N/A (ネットワーク認証)の設定を説明します。

N/A を利用するには、 nfsw ソフトウエアのインストール後、 次の5ステップが必要です。 本章で、順に説明していきます。

  1. OS でブリッジとフィルタを有効にする: カーネルのブリッジ対応とインターフェイスの設定、 フィルタシステムの設定。

  2. フィルタシステムの設定: 認証していない IP アドレスからの HTTP は認証 CGI へ吸い上げ、 認証に成功している IP アドレスからの通信は、すべて許可。

  3. 認証 CGI の準備: アパッチおよび認証データベースの設定。

  4. 認証に成功した PC からの通信を許可: 許可する IP アドレスをフィルタへ自動反映させる仕組みを仕込む。 一番簡単なケースでは フィルタをリロードするだけ で十分です。

  5. 認証する IP アドレスを消去する仕組み: もっとも簡単な例は、 認証後 12 時間たったら消去するといったもの。

OS (カーネル)の設定

カーネルで次の機能を有効にしたうえで、適切な設定をしてください。

  1. ブリッジ

  2. ブリッジに対応しているフィルタシステム

NetBSD の場合

そもそも、 ブリッジとフィルタ(PF か NPF)が必要なので、GENERIC カーネルでは駄目です。 カーネルを作りなおして ください。

そして NetBSD がブリッジとして動く ことを確認してください。

[確認]

スイッチとして動作しているか確認してください。

# brconfig -a
を実行しブリッジの動作を確認します。 ブリッジの理解しているネットワークインターフェイスと arp cache の対応関係が正しいかを確認してください。

先に進む前に、ネットワークインターフェイスの確認もしておくべきでしょう。

# /sbin/ifconfig -a
を実行し、どのインターフェイスが、どこ向け(外側、内側)か合っていますか? IP アドレスはメモっておきましょう。 このあとアドレスも確認する機会があるはずです。

内側インターフェイスが複数ある場合

configure が作成した設定ファイルは、あくまでも見本です。 これは最少の(内側が一つしかない)構成を想定しています。

見本をもとに、自分で ifconfig.bridge0 や ipnat.conf の設定を追加してください。

これは演習問題です :-)

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