A: 4.0 および 4.0-stable 用のドキュメントです。 4.0-stable での相違点ないし注意点があれば、 本ドキュメントで補っていく予定です。
A: 4.0.x は 4.0-stable のある”区切り”、路傍石と考えて下さい。 よって fml バイブルおよび本ドキュメントで 4.0.x リリースをカバーしていきます。
A: 設定やインストールの各論についてはあくまでも 4.0 準拠なので、3.0 シリー ズにはあてはまらないところがあります(下記参照)。 例えば mead のセットアップを例にとると、4.0 では makefml mead というコ マンドが用意されていますが、3.0 にはないので、少し複雑です。 そういった違いがあります。
一方、トラブルシューティング大全(?)や一般的な引越しの作業手順や各メー ルサーバの議論などは fml のバージョンにほとんど左右されないとおもいま す。
3.0 と 4.0 は機能の追加はあっても、内部構造の変更はほとんどありません。 そのためほとんどの話題は 4.0 でなくてもあてはまります。
例えば、CGI やデータベースアクセスは 3.0 を変更するものではなく追加に あたる機能です。CGI やデータベースアクセスを使わない場合 3.0 と特に 同じに見えるはずです。
3.0 と 4.0 のもっとも大きな違いは特殊な話題ですが、 PGP 関連のコマンド 等の使い方にあります。詳しくは UPGRADE を参照してください。これ以外に大きな変更点はないといえます。
makefml には 3.0 にはないコマンドがいくつかあります。
以下に挙げるコマンドは 3.0 や 3.0.1 にはなく、 次のコマンドは 4.0 にしかありません。 注意して下さい。
MLのセットアップ関係
makefml update-config3.0 などでも
% cd /var/spool/ml/elena % make config.phと実行すれば update-config と同じようにアップデートされます。 単に 4.0 の update-config の方が手順が少し楽になっているというだけです。
makefml destructml makefml recollect-aliases makefml addmembers makefml add2members makefml addactives makefml add2actives
4.0 で拡張された pgp 操作コマンド群
mead のセットアップ
makefml mead
CGI 関係
makefml admin.cgi makefml mladmin.cgi
その他
makefml log makefml tail makefml resend makefml showconf
A: 今まで fml-support ML を同じ運用していました。今でも fml-support ML は使われています。fml-help との違いは
fml-help WWW でログを公開 fml-support メンバーのみメールで過去ログを参照可能という点だけです。どちらも登録されているメンバーのみが投稿・コマンドの 利用ができます。
自分の設定は WWW で公開したくないなどの理由がない限り、 fml-help へ投稿していただければと思います。
A: http://www.fml.org/mlarchives/ からどうぞ
fml-help 分は見られます。 fml-support はメールでのみ取り寄せできます。 fml-support の過去ログを見るためには fml-support-ctl 宛に get もしくは mget コマンドを使って下さい。 パラメータは普通の get や mget と同じです。
A: http://www.fml.org/software/fml8/ の TODO のリンクにあります(4.0 branch ではなく 8.0 branch にあります)。