もちろん土木工事が必要なイーサケーブルを引くとか光ファイバーを引くとか は、はじめから考えない。
構築時、値段的に妥当だったのは無線 LAN の方でした。 今でも一番安いのは無線 LAN じゃないかな〜と。
BUFFALO WLA2-G54 を使った無線 LAN (11b/11g) では、 理論上は最大 54 Mbps ですが、 瞬間最大風速では 10 Mbps くらい(ばらつきが多いので平均はもっと低い)、 netperf による実測では 4 〜 5 Mbps くらいになります。
親機と子機の間の電波強度は 60 % くらい見えているらしいです。 一方、隣の家などは見えないか、見えても 10 % くらい。
大昔の 10 base の世界のスピード感ですが、 数台のネットワークでは十分です。
構築時 PLC は高すぎたので考慮外でしたが、 最近は投げ売りが目だってきたので手を出せるようになりました。
電力線でつながっているから隣の家に漏れているでしょ?という反論は無意味 で、無線 LAN でもなんでもたいていのものは漏れているわけです。 総辺り戦すれば暗号は解けるので、 あとは経済学の問題(費用対効果で攻撃する価値があるか否かが分かれる)。
PLC 間は AES で暗号化されているので、 暗号レベルは無線 LAN と大差ありません。 あとはどちらが安定かつ高速に作動するか?が論点になります。
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