地下鉄のすぐそばにある山ということで最も交通の便が良いです。 地下鉄の出口から登山口まで 500m くらいかな? また 225 m という高さ、整備された道ということもあって、 登って降りて一時間くらい。 そんなわけで気軽に登れるらしい(?)。 ちなみに案内図には家族向けと書いてあります。
基本的に案内の看板は、各登山口と山頂少し手前の三箇所にあるだけです。 鳥の説明図は良く見るんですけどねぇ、今何合目とかそういう情報は皆無。 また、原始林にかこまれていて景色は良く見えない。
全般的に整備されており難しいところはありません。 登山靴でなくても、 たとえばトレッキングシューズでも十分歩ける程度の難易度でしょう。 でもトレッキングシューズで登ったら靴下ずれ [1] みたいなのが出来ちゃって痛い。 やっぱり登山には登山靴がいいね。
と、初心者の頃は思いましたが、 今では安物トレッキングシューズで全然問題ありません。 体が出来てきたんですね。
登山道の全体概念図
途中で標高 150m を越えて盛り上がっている部分を通ります。ここで一回上が るものの、その後少し下り、また登りになるので注意しましょう。道が二股に 分かれまた合流するあたりが、この一度 150m 越えをするあたりです。ここが ちょうど行程の半分くらいにあたります。
一方、山頂少し下の三又路のところから社の方へ向かっていくと、 円山西町(高級住宅街)へ降りることも出来ます。 円山西町コースの道は、ほぼ全部がまっすぐで、 神社コースの倍速くらいで登り降りできる(神社コースに比べ)やや急な道です。
降りていくと円山動物園の柵につきあたります。 疑似T字路とでもいいましょうか。 ここで右にいくと動物園の縁に沿って再び神社の脇へ出て一周となります。 「遠回りしつつも西区へ歩いて帰りたいという特殊な人たち」以外は、 この一周するコースを選択するべきです。
T字路では左に住宅が見えています。 そちらの方へ、つまり左に折れて、降りていくと、 円山西町十丁目二というところに出ます。 こちらは他人の敷地なのか山の入口なのか非常に分かりにくい「入口」です。 そもそも、こちらから入るのは地元民でないと難しいだろうし、メリットもない。 交通機関もバスしかありません。 こちらから降りて少し歩くと89号線に出るので、 西区の人は89に沿って宮ノ森へ向かってください。 この辺の道を車で走ったことがないとどこに出たのかよく分からないと思います。
[1] | 安物の靴下のせいじゃないの?というツッコミがあるかもしれないのであらか じめ言っておくと、そうではないと思う。 同じ靴下、同じトレッキングシューズ、まぁどちらも安物だけど、 この組合せで平面を 4km 歩いても何も問題ない。 同じ靴下で、ちゃんと足首を固定した登山靴(ちなみに outdoor と dolomite) を履いている場合、もっと急なところを登っても何も問題ない(どちらの登山 靴でも問題ない)。 というわけで、この靴下で、このトレッキングシューズで、 登山(それもだいぶゆるい登山)した時には痛い。 というわけで登山は登山靴がよいのです。 やっぱりトレッキングってのはヨーロッパの整備された緩やかな道をハイキン グするみたいなのを言うんじゃないかねぇ。 |
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