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MPEG 2 or 4 と CODEC の選択

観賞用ではなく参考/参照データとして残したい、つまり小さくしたいだけな ら、MPEG4 で、DivX とか Xivd みたいに気合いの入った codec でいけばよい でしょう。 [1] ただし、この場合、再生はテレビとかじゃなくて PC が原則だ。でも、ふだん の生活では全然問題ないといえる:-)。

と、おもっていたら、キター。2003 年、ついに、divx 内蔵のビデオみたいな やつがでてきた。PC からすいだしつつTVへ出力できる。 おーけー! じゃ、もう MPEG4 でええやんという気分だ!(笑)

さて、話を戻すと…

もっとも、ソースが良く、かつ気合いを入れてエンコーディングすれば、15 inch の液晶全画面モードで十分奇麗なものができます。200 M でこれだけ奇 麗なら、でっかいファイルサイズの MPEG2 なんて要らないと思えちゃうほど 奇麗なものが作れます。でも、そんなの作るにはとっても手間暇かかるので、 そうそう、そんなものの製作はやっていられないと言われそうだね;) [2]

一方、貴重なコンテンツや奇麗な映像で見たいコンテンツはディスクを惜しま ず MPEG2 にしておく方がいいでしょう。ようするにとても奇麗に見えても、 凄い圧縮技術はしょせん圧縮ということと、DVD プレーヤなど民製品で見たい なら 2 のままにしておく方がよいです。ただし、低いビットレートでは無意 味なので、それなりの大きさになることに注意が/覚悟が必要です。

でも「ディスクを惜しむな!」といえば、divx でビットレートを高くすると MPEG 2 の数分の一でおなじくらい奇麗なものになっちゃたりします。なら、 divx のほうがいいよなぁ :-)どっちにしてもしょせんデジタル化しちゃって るんだしよぉ、五十歩百歩な気がする議論ですねい。

さて、サイズの話をしますと、2 時間分の映像を 4 G の MPEG2 で DVD に収 めるには、VBR (Variable Bit Rate) で平均 6 M 程度 [3] が上限だ。実際にはもう少し小さめの値でないと無理だろうとおもう。また、 エンコーディングの仕方によっては、正確にサイズがいくつになるかはわから ない。つまり、エンコードのやり方や bit rate に依存するので、あくまでも 約 6 M というのは一つの目安です。

もっとも、ようは自分が納得できればいいので、エンコーディングシステムが 優秀なら、いやエンコ職人の腕が良ければ!、 MPEG4 200 M でも、MPEG 2 の VBR 3 〜 6 の間で納得できると思います。ちなみに、MPEG2 の VBR 6 M で、 30 分のアニメが 1 〜 1.5 G bytes、よって VBR 3 M なら、500 M 〜 750 M 程度だということです。ちなみに MPEG4 の場合、たとえば VBR 600 Kbps の DivX 5.0.2 を使うと 100 M 〜 150 M bytes くらいのサイズにできます。

なお MPEG2 で 1 M bps などは考えるだけ意味がない。規格の想定外だし、実 際やってみると、あからさまに汚いので、VBR 1 とか 2 M とかいう値を使い たいなら、MPEG4 にするべきです。

Notes

[1]

なお、前節で述べたように、フィルタ、エンコーダ、codec など諸段階で、い ろいろなソフトウエアがあり、職人芸によっては、古い codec でも別に全然 OK ぽいぞ。結局、エンコ職人の腕なんだね、これも。

[2]

でも、emachine 49,800 くらいのマシンなら、 Divx5 1 pass quality based を使っても、 30分番組が60〜90分で作れるので、 気にするなよ〜

[3]

VBR 6 は、 4 から 8 くらいの間でレートは変わっているようだ。 つまり、DVD 並のクオリティということですね。 もちろん市販の DVD は、同じ程度の VBR といっても、 チューニングの気合いが全然違うとはおもいます。

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