Caution |
この節、デュアルブートかどうかとは無関係の注意です。 でも、最近は、USBメモリも大きいので OS を複数個いれることが多いので、 この話の流れのついでに書き残しておくと忘れないとおもって、 ここにメモしておきます。 USBメモリから NetBSD/i386 と Linux をデュアルブートする GRUB の設定は こちら を見てください。 |
(商用インターネット時代は) 違うメディア同士でのインストールをしています。 え?という文章ですかね :-) (1)フロッピーからハードディスクへインストール (2)CDからハードディスクへインストール (3)DVDからハードディスクへインストール (4)ネットワークブートしてハードディスクへインストール (5)SWAPに書きこんでおいてSWAPのコードを起動してハードディスクへインストール … まぁこれくらいにして。デバイス名で書くと (1) /dev/fd0 から /dev/sd0 (2) /dev/cd0 から /dev/sd0 (3) /dev/cd0 から /dev/sd0 のようになります。
しかしながら、時代はUSBメモリにインストーラをいれて起動しインストールです。 これは /dev/sd0 (USBインストーラ)から /dev/sd1 (USBインストール先)へインストールになります。 設定には「sd1 を使う!」と書き込まれてしまうため、うまく起動できません。
でも、インストールした USBメモリが起動する時は /dev/sd0 なので、 設定と矛盾しています。 そういうわけで起動できません ;-)
NetBSD の場合は /etc/fstab を直してください。
Debian は grub の設定のなかにある hd1 を hd0 に直すんだとおもいます。 ただ、昔はエラーになったのですが、(いつのまにか?) Debian 8 世代の grub は hint=(hd1,msdos2)と書いてあっても (hd0,msdos2)から起動できてますね… grub せんせー?よろしく理解できるようになったんでしょうかね? よくわかりませんが、 インストーラが間違っているところは変わってません。
デュアルブートUSBマスターを一つ作成しUSBメモリの複製をする際、 運が悪いとエラーになります。 というのはUSBメモリのサイズが微妙に違うからです ;-)
同じ SONY 8GB の例です(80MB くらい違ってます)。
15663104 512-byte logical blocks: (8.02 GB/7.47 GiB) 15814656 512-byte logical blocks: (8.10 GB/7.54 GiB)shanhai-donya SDHC 8GB
15659008 (7646 MB, 7646 cyl, 64 head, 32 sec)
USBメモリの読み書きが4MB単位だと仮定すると、 マスターを作成する時に、セクタ数の上限を 15600000 (= 1950000*8) あたりにしておけば安全でしょうか?
注意: やはり MBR の最後を SWAP にしておくプラン が安全策ですね。
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