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このパッケージは NetBSD 1.4 用です。 NetBSD 1.5 用のものは http://www.fml.org/software/fdgw/ を参照して下さい。 |
ftp://ftp.fml.org/pub/fdgw/old/i386/ (oboslete link)
NetBSD/i386 を一枚のフロッピィで動かして安い PC をルータとか NAT 箱と かにして使うものです。ありがちですよね:-)
PC110 なんかがすてきなルータになります。 PC110 なんかがすてきな NAT 箱になります。 PC110 なんかで自宅用のファイアウォールもどき(?)くらいには…
なお IBM の PC 100 をルータにした場合、 最高 1M 〜 2M bps くらいは出ます。
boot.fs.YYYYMMDD というファイルがあります。 これが起動するイメージそのものです。 この中には NetBSD の必要な部分だけが入っています。 これでフロッピーを作って、フロッピーから起動するだけです。
インストールフロッピィの作り方と一緒です。
# dd if=boot.fs.YYYYMMDD of=/dev/rfd0a bs=18kなどとしてください。
設定を変更するには、このフロッピーを mount してください。
# mount /dev/fd0a /mnt # cd /mnt/conf/etc/conf/etc/ の下は、OS の /etc/ の一部です。 必要な最低限のものだけが入っています。
/etc/ の下にある ifconfig.インターフェイス名 ファイルなどを自分の使っている機材にあわせてください。 必ず編集しなければならないファイルは /etc/myname /etc/mygate /etc/rc.conf です。 また自分のネットワークインターフェイスにあうように /etc/ifconfig.ne0 /etc/ifconfig.ep0 などを設定して下さい。
また、IPフィルタでフィルタとかNATとかするなら /etc/ipf.conf /etc/ipnat.conf なども設定して下さい。
設定後、unmount し、フロッピーを取り外して下さい。
# sync # umount /mnt
PC 100 など、ルータにしたいマシンに、このフロッピーを指し、 ブートして下さい。 うまく設定されたら natbox の出来上がりです。
うまくいかないようなら、再び fd0a をマウントし conf/ 以下の 設定を見直して下さい。
まず、このパッケージ、たとえば floppy_natbox-19991126.tar.gz をひろげ /usr/src/distrib/i386/floppies/floppy_natbox においてください (/usr/src/distrib/i386/floppies/floppy_natbox は適当です。 ここではこの名前を使います。)。
% tar zxvf floppy_natbox-19991126.tar.gz % mv floppy_natbox-19991126 /usr/src/distrib/i386/floppies/floppy_natbox
/usr/src/distrib/i386/floppies/floppy_natbox へ移動し、 その階層以下の設定ファイルを編集して下さい。
conf/ conf/ROUTER (カーネル設定ファイル) conf/mk.conf ${ARCH} (default "i386") conf/etc/ フロッピィの /conf/etc/ に相当するところ conf/etc/ipf.conf conf/etc/ipnat.conf conf/etc/ifconfig.$YOUR_ETHER_INTERFACE (e.g. ifconfig.ne0, ifconfig.ep0) conf/etc/rc.confこのカーネルが起動時に何をするかは conf/etc/rc.router を読めば分かります (たいしたことはしていません;-)。
編集後、ユーザ root で make を実行すると、 カーネルイメージが作成されます。 フロッピーをフロッピィドライブに入れ、
INSTALL.shを実行して下さい(単に dd するだけです:)。 こうしてフロッピーに書き込めば出来上がりです。
/usr/src と独立してcompileできるようにすること;-) 1.5 用のこのツールキットは /usr/src と独立して compile できるようになりました。
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