2000 年代中盤に一世を風靡した 1U half サイズのラックマウント型 PC。 Pentium-M で、低電力、高収納効率というデータセンター仕様。
たしか 42U ラックに最大 63 台つめます。 これは前後から入れるのと、専用ファンが前提です。 エアフローは、各 PC が前から吸って、後ろへ吐き、 真中の隙間で、下から上へ吹き上げるという構造だったはず。 このための専用ファンがあります。
外見は素敵なハードウエアですが、かなりの変態くんです。 公式には Windows 2003 サーバくらいしかサポートしていませんが、 Redhat や FreeBSD などの動作確認を NEC がしている珍しい PC でした。
とくに NEC が FreeBSD 4.x 〜 5.x の動作確認をしていたため、 一部方面で大ブレーク(謎)。
しかしながら、後継の 110rb は、それもなくなったので、 データセンター仕様として NEC は捨て。 ただし、でかいタワー PC でいいなら 110ge が萌えという時代が 2000 年代の終りに来ます。 110ge は何でも動く良い子(難点はメモリが ECC)。
DVD Drive の相性なのか、うまくいきません(?)。 いや、そうじゃないだろ… そもそも DVD (> 700M )ってのがだめなの?なの?
USB-DVD drive (optiarc)だろうが、 蓋とって、 SATA 直挿しの Lite-On だろうが Panasonic だろうが駄目なものは駄目。
でも、うまくいかない DVD ドライブでも CD-ROM なら (つまり net-install.iso なら) インストールできます(CentOS/i386 5.5 Final は OK)。
変なの〜
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