fml4 と fml8 は fml8 で作られたモジュールのマージと fml4 自体のコードの保守をしつつ、 並行開発されていっています。
そのため 4.0 系は fml プロジェクト全体の中で、相対的に stable に近い current という位置付けになっています。 4.0 の bug fix は 4.0.x (4.0.1 4.0.2 …) としてまとめられリリースされていく予定です。 また 4.0-current は 4.0.x のためのテストケースであり、 fml8 が本当の開発コード( fml-current )という位置付けといえます。
fml-devel -----------------------------> 8.0 ? (次世代プロジェクトの目標) ↑↓交流 1.2 〜 4.0 ------------------------------> 4.0-current | | 4.0.1 4.0.2 .... (リリース / 4.0-stable バージョン)
また、fml8 用に作られたモジュールを fml4 へ輸入する予定です。 たとえば 4.0 でも独立性の高い mead (エラーメール解析プログラム)や、 スレッド追跡システムは fml8 版で置き換え可能でしょう。 これは fml8 の機能を 4.0 でテストをするいう意味あいでもあります。 この作業は 4.0.4 か 4.0.5 以降本格化する予定です。
言い替えると、 4.0 系列の bug fix は 4.0 で行ないますが、 新機能は、 fml8 で開発したものをモジュール単位で 4.0 へ輸入していく形をとります。
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