現在、IO::Adapter の提供する公式なメソッドは次の通りです。
new() open() close() get_next_key() add(KEY) delete(KEY) getpos() setpos(NUM) eof() touch() find(REGEXP, $args)
KEY はデータベースのプライマリキーで、 通常メールアドレスです。 REGEXP は正規表現ですが、たいていはメールアドレスです。
多くのマップを同じようにあつかうために、 データの操作方法を考え、 最少限の少数精鋭のメソッドだけを実装しています。
メソッド群の定義は、実際に実装し、実験運用を通じて選ばれました。 その際、 ファイルの IO よりは、SQL との IO を想定しつつ、 メソッドの仕様を考えています。 そのため、fml4 のファイルを前提にした処理とくらべると、 少し不自由に思えるでしょうが、 そのぶん抽象度合いは高くなっています。 そして、 これを実装し、長年運用できているので、 現在の仕様で必要十分のようです。
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