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レシピ’s [登録関連]

1. subscribe の登録作業は手動でしたい (fml4 の closed + confirm 相当)
2. unsubscribe コマンドでも confirmation を使いたい
3. unsubscribe の登録作業は手動でしたい (fml4 の closed + confirm 相当)
4. chaddr コマンドでも confirmation を使いたい。
5. chaddr の登録作業は手動でしたい (fml4 の closed + confirm 相当)
6. 自動登録と自己紹介を同時に行ないたい
7. 特定のメールアドレスのみを自動登録可能にする。
8. fml 3.0 以前の auto_regist を使い続けたい

1. subscribe の登録作業は手動でしたい (fml4 の closed + confirm 相当)

fml8 の subscribe は confirmation つきの自動登録がデフォルトです。

[config.cf のデフォルト値]

subscribe_command_auth_type      = confirmation

subscribe_command_operation_mode = automatic

「手動操作」併用方式にするには、次のような設定があります。

[config.cf]

subscribe_command_auth_type      = confirmation

subscribe_command_operation_mode = manual
と設定した場合は、次のような挙動になります。 (1) fml8 が confirmation を行ないリクエストの正当性を確認します。 「正当性を確認した」という報告を管理者へ行ないます。 (2) 一方、アドレスの登録作業は自動では行なわれません。 管理者へは登録作業を依頼するメールが fml8 から出されます。 そのメールを見たら、 管理者は登録作業(admin コマンド、CUI、GUI)を手動でして下さい。

ようするに登録過程の最終段階が「自動」から「手動」に変わっただけです。

confirmation も登録も管理者が自ら行なう場合は次のようにして下さい。 この場合、MLドライバを使う意義がないような気もしますが、 いや SPAM よけになるから若干の意味があるでしょう。

[config.cf]

subscribe_command_auth_type      = manual

subscribe_command_operation_mode = manual

2. unsubscribe コマンドでも confirmation を使いたい

fml8 では confirmation がデフォルトの挙動です。



3. unsubscribe の登録作業は手動でしたい (fml4 の closed + confirm 相当)

unsubscribe は confirmation つきの自動登録がデフォルトです。

[config.cf のデフォルト値]

unsubscribe_command_auth_type      = confirmation

unsubscribe_command_operation_mode = automatic

[config.cf]

unsubscribe_command_auth_type      = confirmation

unsubscribe_command_operation_mode = manual
と設定した場合は、次のような挙動になります。 (1) fml8 が confirmation を行ないリクエストの正当性を確認します。 管理者へ作業依頼のメールが fml8 から出されます。 (2) 一方、アドレスの登録作業は自動では行なわれません。 管理者へは登録作業を依頼するメールが fml8 から出されます。 そのメールを見たら登録作業(admin コマンド、CUI、GUI)をして下さい。

ようするに登録過程の最終段階が「自動」から「手動」に変わっただけです。

confirmation も登録も管理者が自ら行なう場合は次のようにして下さい。 この場合、MLドライバを使う意義がないような気もしますが、 いや SPAM よけになるから意味がありますね。

[config.cf]

unsubscribe_command_auth_type      = manual

unsubscribe_command_operation_mode = manual

4. chaddr コマンドでも confirmation を使いたい。

fml8 では confirmation がデフォルトの挙動です。



5. chaddr の登録作業は手動でしたい (fml4 の closed + confirm 相当)

chaddr は confirmation つきの自動登録がデフォルトです。

[config.cf のデフォルト値]

chaddr_command_auth_type      = confirmation

chaddr_command_operation_mode = automatic

[config.cf]

chaddr_command_auth_type      = confirmation

chaddr_command_operation_mode = manual
と設定した場合は、次のような挙動になります。 (1) fml8 が confirmation を行ないリクエストの正当性を確認します。 (2) 一方、アドレスの登録作業は自動では行なわれません。 管理者へは登録作業を依頼するメールが fml8 から出されます。 そのメールを見たら登録作業(admin コマンド、CUI、GUI)をして下さい。

ようするに登録過程の最後が「自動」から「手動」に変わっただけです。

confirmation も登録も管理者が自ら行なう場合は次のようにして下さい。 この場合、MLドライバを使う意義がないような気もしますが、 いや SPAM よけになるから意味がありますね。

[config.cf]

chaddr_command_auth_type      = manual

chaddr_command_operation_mode = manual

6. 自動登録と自己紹介を同時に行ないたい

未実装です。



7. 特定のメールアドレスのみを自動登録可能にする。

未実装です。



8. fml 3.0 以前の auto_regist を使い続けたい

fml4 では auto_regist を指定した場合 fml 3.0 以前の挙動になります。 これは、 メンバーリストにも配送のリストにも members ファイルだけを使うというものです。

いまさら、この機能の需要があるとは思えませんが、一応、解説します。

これをエミュレーションするには、とりあえず

primary_recipient_map = $primary_member_map 
とすればよいことになります。 ただ、自動登録時にエラーがでます(すでにメンバーですから)。 エラーを回避するためには、 登録対象である primary_recipient_map はそのままダミーのファイルとして残し、 実際の配送リスト(recipient_maps)は members にしてしまうのがよいでしょう。
recipient_maps = $primary_member_map 
この場合 recipients というファイルにも登録作業が行なわれていますが、 実際の挙動には関係ありません。配送リストには members が使われます。

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