fml8 プロジェクト(初期コードネーム fml-devel) は、 fml4 の再構想(refactoring)です。
fml8 は、何年ものあいだ安定した試験運用を続けています。 変数名もアーキテクチャアも、おおむね固まったと思います。
自分が使うには全然困らないのですが、 fml4 との互換性は不十分かもしれません。 fml4 の全ての機能を実装する必要があるとは思えませんが、 fml4 の対応機能は、すでにかなりの部分が fml8 にあります。
ものによっては fml8 用に作られたモジュールを fml4 へ輸入/輸出しています。 IPv6 は、すでに輸出されました。 たとえば 4.0 でも独立性の高い mead (エラーメール解析プログラム)などは輸出可能な例でしょう。
これらのマージおよび 4.0 自体のコードの保守をしつつ 4.0 および fml8 は並行開発されていく予定です。 そのため 4.0 系は stable に近い current という位置付けになります。 そして 4.0 の bug fix は 4.0.x (4.0.1 4.0.2 …)としてまとめられ、 リリースされていく予定です。 逆に fml8 は本当の開発用のコード( fml-current )ということになります。
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