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NetBSD/amd64

64 bit の AMD な CPU を中心に EM64T 拡張を持った Intel ものでも動くので 何用かいまいち分かるような分からないようなアーキテクチャア名だが、とにかく Opteron や Athlon64 はコレ。

2008 年春、HP ML115 (特に athlon64 版の一番安いモデル) が激安でブーム。

NetBSD 4.0 on HP ML115 (Athlon64 512M)

一番安いモデル、すっぴん状態。 普通に 4.0 をインストールして、なにごともなく終了。

ただ、起動の途中で三回(?)ひっかかる。 一回めは良く分からない。 残りの2つはキーボード周りらしい。

ただ、いずれも一分くらいするとタイムアウトして先に進んでいくようなので、 しばらくまっていれば問題ない。起動してしまえば普通に使える。

ちょっち起動が遅いけど、激安サーバとしては問題なく使えるだろう。 ただファンがうるさいので、すっぴんのままだと、 ご家庭用クライアントにはどうかな?というのはあるかもしれない。

なお、すっぴんの状態で何も考えずに X11 を startx したら固まった orz

shutdown -h すると変な固まり方をすることもあるが、 fastboot したら無問題??? いまいち挙動不審だが、安いから許す。

お買い得感について

ところで、どのくらい激安といえるのだろうか?

bytebench でベンチマークをすると、 PIII 600M の 2.5 倍くらいという結果になる。

PIII 600 のジャンク品なんて 5000 〜 7000円くらいだろう。 よって bytebench の最終結果だけから判断すると値段相応といえる。 ただジャンク品の PIII だとメモリやハードディスクを増設しないといけない だろうから実質 15000 〜 2000 円くらいかけないといけない。 そう思えば、512M と 80G seagate がついて、この値段は超お買い得品だ。

なお、bytebench の最終結果は平均値なので、2.5 倍という結果は性能のバラ ンスの偏りが大きいという意味でもある。 科学計算などに特化して使おうとすれば、ちゃんと PIII 3500 MHz 相当なみの 速度が出るので、特殊な用途に使うなら、さらに超がつく超お買い得品といえる。

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