Chapter 4. 冗長化構成

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ifmond の動作
障害時の動作

冗長構成とは、非常時に備えた構成のことです。 通常、同一の機材を2つ用意し、 どちらかを primary 、もう一方を secondary として動作させます。 通常、通信は primary の機材を経由していますが、 primary の機材に異常があった場合は secondary が primary の役目を引き継ぎサービスを継続させます。

明らかに、この動作には primary と secondary の間で互いに状態を監視する 機能が必要です。 この監視のために ifmond という名のソフトウエアが daemon として 常に動いており、互いのネットワークインターフェイスを監視しています。

Warning

何をもって「異常」と判定するのかの判断は曖昧ですが、 nfgw では「対向のインターフェイスが無反応」であることを「異常」と みなすことにしています。

ifmond の動作

以下では、fw0 と fw1 という 2 台のホストで冗長化構成を とっているとします。 そして通常運用時には fw0 がプライマリ、fw1 がセカンダリです。 つまり通信は通常 fw0 を通っています。

The Internet
   |
------------
 |    |
fw0  fw1
 |    |
------------
   |  local network (e.g. office, home)
   |
  client

例えば fw0 の内側インターフェイスのアドレスが 10.0.0.2 で fw1 が 10.0.0.3 としましょう。 ここで 10.0.0.2 か 10.0.0.3 のどちらかの インターフェイスに 10.0.0.1 という別名をつけることにします。 この仮想インターフェイス 10.0.0.1 が 内側ネットワークのデフォルトルートになります。

クライアント(client)のホストは、 デフォルトルートを fw0 でも fw1 でも 10.0.0.1 に向けて下さい。

10.0.0.1 は正常な動作をしているホストについています。 デフォルトでは fw0 も fw1 も正常ですから、 10.0.0.1 は fw0 についた仮想インターフェイスです。 ifmond が各ホストが正常かどうかを監視し、 適宜、仮想 IP アドレスの移行処理をします。

なお、この仮想インターフェイスの移動処理の際には、 ifmond からプログラム(後述)を実行することができます。 インターフェイスの設定等はこのプログラム内に記述して下さい。

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