一周して約 8 時間。 費用 0 円。 ただ、これくらい余裕で出来ないと、 1000 m 級に挑戦することは難しいと思う。 そういった意味合いで訓練に最適か?(西区限定) [1]
琴似 → 円山西町から藻岩へ入る → 馬の背 → 頂上 → 馬の背 → 小林峠へ折れる(T字路) → 小林峠 → ばんけいまで89号線を降りる → ばんけい〜小別沢 〜 三角山縦走路 → 山の手側から降り → 琴似。
ちなみに、カシミール3Dによる測定によると、 総距離 20.780 km、累積標高差 1618 m (総面積 8.6 km^2 :D)になります。 [2]
このコースの良いところは、無数のエスケープ方法が考えられることです。 「馬の背」で方針を変更して 慈啓会口 へ降りてもいい。 一般道に出てしまえば、どうとでもなります。 また、一般道の近道へ変更するというエスケープをしても良いし、 さらにバスに逃げても良い。
この意味で安全性の高いプランであります。
どんな時間にスタートしても、19:00 までに琴似に帰るという条件で、 判断力を訓練するというのも良いプランです。
なお、少し工程を短くすることも自由自在です。 行きは円山公園まで地下鉄、さらにバスで 慈啓会口 から登っても良いでしょう。 帰りは途中でバスにのって発寒南へ。 地下鉄沿線の人なら楽勝です。
p.s. また、このルートはオリンピック道路を越えないように一周するため、 熊にあう確率も非常に低いです。
くまさんは一頭あたり 50 km といった過疎った状態で暮らすのが好きです。 オリンピック道路を越えると少し住宅地こそあれ、 基本的に、その向うの山々とつながっています。 というわけで、 オリンピック道路を越えたら、その後ろにある山塊の一部であって、 そのため熊にあう確率が非常に上がると考えるべきです。
なにしろ熊は西野あたりの住宅地に出ちゃうくらいの勢いなので…
熊は道路を越えられないの?というと、そういうことは無いのですが、 車と人口密度のせいか、 オリンピック道路のこっち側では熊の噂を聞かない(ですよね?)。
ちなみに36号線を熊は越えられます。
10:15 琴似発 11:20 セイコマート (宮ノ森、89号線とバンケイへいく道の十字路) 11:55 円山西町登山口 12:50 馬の背 13:22 藻岩山山頂到着 13:50 藻岩山山頂出発 14:18 馬の背 15:17 小林峠 16:08 バンケイ 16:39 三角山小別沢登山口 17:11 壊れたベンチ (大倉山のとなりの山) 17:39 三角山山頂到着 17:49 三角山山頂出発 18:21 三角山山の手側登山口 19:02 琴似着注意: この参考タイムは北海道の六月という一番陽の長い頃の記録ですので、 最低2時間は前倒しにするべきです。
また、地下鉄円山駅発であれば、 上のタイムで 11:00 円山発くらいの見当で見積もって下さい。
もっと真面目な縦走プランなら
08:00 地下鉄円山駅に集合、出発。 16:00 地下鉄琴似駅到着、解散。とするべきでしょう。
[1] | この説明は琴似発が前提ですが、沿線の人は皆ループの出発点が異なるだけで、 同じ一周コースが可能です。 たとえば宮の森、円山の裏側あたり、藻岩山麓、北の沢そして西野など。 |
[2] | 参考: 札幌市内で一番交通手段の便利な1000m級といえば手稲山。 平和口から手稲山山頂(1024m)までのピストンが、 総距離 9.870 km、累積標高差 1506 m です。 なお、その他の例をあげると、 イワオヌプリ(1115m)の五色温泉前(標高約700m)からのピストンが、 総距離 3.659 km で累積標高差 648 m、 藻岩山(531m)の病院口からのピストンが、 総距離 4.542 km で累積標高差 944 m、 ニセコアンヌプリ(1308m)の五色温泉前(標高約700m)からのピストンは、 総距離 4.644 km で累積標高差 1106 m、 五色温泉前(標高約700m)からのヒラフ側へおりると 総距離 12.070 km で累積標高差 1976 m となります。 そして、普通は日帰りプランではなく山小屋一泊のコースの、 ヒラフ側から後方羊蹄山のピストンは、 総距離 10.563 km、累積標高差 3194 m です。 |
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