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基本的なパラメータ

温度の目安は、 100m ごとに、 気温が 0.6 〜 0.7 度、 沸点が 0.27 度下がる。

日本列島本体(北海道〜九州)は縦(緯度)方向に約 2000 km の長さ。 関東〜北海道が約 1000 km、関東〜九州も約 1000 km。 関東〜関西はちょうど半分で約 500 km。

関東〜北海道が約 1000 km で、標高差に直すと約 1500 m 分相当。

この縦長のおかげで各地で少しずつずれながらの四季が楽しめるわけですが、 登山道具は逆に面倒になります。

例: 富士山(3,776)と旭岳(2,290)が、ほぼ同じ寒さとなります。 真夏の北海道は平地でも 20 度ちょっとくらいなので、 旭岳は - 16 して 5〜6 度となります。 ただし天気が悪ければ -5 くらいすぐに下がるため、 真夏でも 0 度すれすれということになります。 よって、快適睡眠温度が - 2 とかいう寝袋くらいでないと寝られません。 しょぼい寝袋だと凍死もしかねません。

そのころ、九州の 2000m 級の山では暑ければ 20 度あるわけで、 寝袋をひろげてお腹にかけるだけで OK という人もいるでしょう。

北海道だけとか、九州だけという人は道具の選定が楽ですが、 北海道〜九州まで一つの道具でカバーしようとすると大変です。 もっとも寒い方に合わせれば、暑い方は使わなければいいだけともいえますが、 無駄に荷物が重くなるというのも事実です。 実に悩ましい。 まぁ普通は複数の温度帯に合わせた道具群を揃えることになるでしょう。

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