the Section called はじめての山登り の続き。
キーワード: 初心者 登山 少し高い山へ ステップアップ
ルールも the Section called はじめての山登り と一緒でいいんじゃないかな。
S. survival 最低限 L. lighten up! 無視 B. buffer 無視 C. cheap 安くというか、まずは 0 円でスタート。 R. redundancy 無視
楽しくなってくると、どんどん高いところへ行きたくなるわけですが → そして遭難するわけですね。 真中を飛ばすから。
低山で、訓練、訓練、ひたすら訓練。500 m くらいまでの山を、いろんな方向 から、さまざまな条件下で登ってみるべきですよね。
同じ登山口に戻ってくるとイマイチだけど、 同じ山でも、越えていく(別の登山口へ降りる)、 ヴァリエーションをきかす、などすると楽しいものです。
自家用車で山登りにいくのがいまいちなのは、 同じ登山口に戻ってこないと行けないためでしょう。 公共交通機関を使って、山を越えて行きませう。 違う登山口へ降りましょう。 山をいくつも越えて。
条件が変わると道の滑べりやすさも変わります。どんな道具が不要で、どんな 道具が欲しいか、体力の限界、糖分補給のタイミング、自分の水の消費量、汗 の排出量、いろんなデータが分かってくる。登りはじめてみたが、体調と残り 時間を考えると、ここで引き返すべきだという決断が自分は出来るか? やがて体の動作が山登りに慣れてくる。 その一方、慣れが危険をまねく。 慣れている道でも一瞬の気力の萎えで転んでしまうこともある。
これ以上高い山、1000 m 一日登山コースに挑戦するのは、そういった無数の データを蓄積した後ではないでしょうか?
仕事でも趣味でも、どんなものにも危険性があるし、 遭難する時は遭難するわけですが、 近年の日本における登山遭難者の”ほとんど”が60歳以上だそうです。 統計誤差とかいうレベルではなく多いらしい。 60歳以上の人の群が山におしかけているに違いない。 最近の本州では山小屋(旅館)のキャパシティを越えるほど人がうじゃうじゃらしい。 近年、富士山の登山者が異常なほど多いそうだ。
登山は初期投資こそ高いのですが、ランニングコンストが安いから?なのか、 一昔前にNHKの番組で煽ったのがヒットしたからなのか、 はたまたお金のある世代を狙った陰謀なのか? 流行してるんですかねぇ、山登り。 そういえば、昔「団塊の諸君、山もいいぞ」って本が流行(?)したとかしないとか。
なんにせよ地道な訓練を飛ばして高いところへいきなりいくから遭難が増える という当たり前の話とは違うのだろうか? このあたりについて、きちんとした統計調査が望まれるところであります。
余談: エゲレスだと 600 m くらいまでは登山ではなくハイキングなのだそうですよ(伝聞)。 でも、この登山って Climbing なのかな、よくわからない。 こういうことを言い始めると、日本では、ガイドブックに出てくるような山で は登山道が作られているので、全部ハイキング〜ハイキングのすごいやつ扱い?
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