まずハードディスクを2つに分けてください。 Windows XP をインストールしたあとに Partition Magic で2つに分けて、 NetBSD 用エリアを確保するとかで十分です。
NetBSD 用エリアを確保したら、インストールです。 NetBSD をインストールし終ったら、 リブートの前にインストーラのユーティリィから /bin/sh を起動しましょう。 シェル上で以下のコマンドを実行し、 ブートブロック(先頭の 512 bytes)を確保してください。
# dd if=/dev/rwd0a of=/tmp/netbsd.pbr count=1これを一度となりのマシンへでも ftp [1] で出しておきます。
次に Windows XP を起動し、 上で吸い出したブートブロックを netbsd.pbr という名前で C:\ へ置きます。 そして Windows XP のブートメニュー(ntldr が出すメニュー)を変更するために C:\boot.ini を次のように編集して下さい。 boot.ini を編集するだけで OK です。 あとは ntldr がよしなにやってくれます。
[boot loader] timeout=30 default=c:\netbsd.pbr [operating systems] multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS="Microsoft Windows XP Professional" /fastdetect /NoExecute=OptIn c:\netbsd.pbr="NetBSD"[boot loader] の default= の部分がデフォルトで起動する OS の指定です。 [operating systems] 以下がメニューのカスタマイズ部分です。 ここに書いた項目("OS名"の部分)がメニューに表示されます。
なお Windows XP がデフォルトでよいなら
c:\netbsd.pbr="NetBSD"行を boot.ini の最後に追加するだけです。
この方法が一番安全で楽ちんなデュアルブートの方法だと思うっすけど、 となりのサーバがないといけないのが面倒っすね。
[1] | マウントすればあるけど、 インストーラディスクには ssh がないので、 まぁ ftp あたりが楽でしょう。 Windows XP 側の NT File system を NetBSD からマウントできて書き込めたら、 それが楽なんですけどね。今は出来るのかな? |
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