dmesg のエラー表示が次のようなものを考えてください。
wd1g: error reading fsbn 136415616 of 136415616-136415647 (wd1 bn 268435455; cn 266305 tn 0 sn 15)wd1: (id not found)近年 268435455 というマジックナンバーに引っかかる人が多数でています。
268435455 は 0xfffffff [1] なので LBA のはずなのですが、 Seagate のファームウエアがおかしくてうまく扱えないらしいです。 特定のファームウエアのバグではなく、 かなり広範囲に問題があるようで、 Ultra ATA や Serial ATA、サイズ、ファームバージョンを問わず、 いろいろな人がはまっているようです。
MAXTOR でも出るようですが、まぁ今 MAXTOR == SEAGATE ですので、 SEAGATE 系の最近のでかいディスク全般で同じバグが出る可能性が濃厚、 と言えるでしょう。
これはファームウエアの基本的な部分にバグがあるとしか思えません。
もちろん、このエラーが出ても、Seagete のディスクチェッカではエラーが出 ません。同じコードを使っているからでしょうかね?
無理矢理 LBA48 を使うとエラーが回避できるらしいのですが、そんな SEAGATE の一部のファーム専用パッチをカーネルにつっこむわけにもいかない ので…どうしたもんでしょうか。
対策1: ダミーのファイルに、このブロックをいれてしまって、つぶす。
対策2: ぐぐれば M. Bouyer のカーネルパッチが出てくるので、それをあてる。 でもバージョンアップのたびに、これをしないといけない…イマイチ。
対策0: SEAGATE なおせよ、おら! でも、今使ってるディスクのファームアッ プデートしたくないなぁ。
[1] | 268435455 = 0x0fffffff 268435455 *512/(1024*1024*1024) = 127.9999995 G |
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