名前の通り、一番古い温泉宿です。 この宿のご先祖様が糠平温泉郷の始まりの源泉を見つけ湯治場を開きました。
そのため建物は、いいかんじに古いですが、 糠平でもっとも良い源泉を持つ温泉です。 源泉は一杯あるのですが、他のどの源泉よりも湯量が多く、湯量が一桁違います。 一番のおすすめ。
透明な食塩泉です。 飲んでみてと、かすかに塩の味がするくらいで、 食塩泉といっても、かなり単純泉に近い雰囲気の温泉です。
源泉かけ流しですが、源泉が熱いので、内湯は地下水を加水しています。 露天は源泉かけ流しです。 自然の熱交換しかしていないので、 神の温度の時もあれば、熱過ぎる時もあって、糠平らしいな〜という感じです。
昔の内湯は混浴でしたが、今は昔の内湯を真中で仕切っています。 そのため壁が斜めで、女湯の方が半分くらいの大きさです。 でも、男湯に内湯と寝湯、女湯にも内湯と専用の露天風呂があります。
男湯側の外には、 打たせ湯になっているぬるい湯舟と露天風呂があります。 真中に岩がそびえる独特な形です。 この露天風呂は混浴ですが、女湯と直接はつながっていないので、 廊下のつきあたりにある女子専用の脱衣所から入るようになっています。
露天風呂(男湯入口側)
館内の湯舟周辺地図
なお、掃除は、あうんの呼吸で人がいない隙をみはらかってやるみたいです。 中途半端に遅い時間に入ろうとすると、 おっちゃんの寝る時間が遅くなっちゃうみたい。 ぶつかっちゃった。 ごめんなさい。 きっと夜中なら大丈夫だな、うん。
2004 くらいだったかな?とにかく 21 世紀になってから作られた足湯です。 無料ですので、通りがかりに是非どうぞ。
ここ、湯量は豊富なので、いろいろ作れます。
もっとも、実際には、ちょろちょろとしか流れていません。 源泉が熱いので、ちょろちょろでも十分熱いです。
玄関前にある足湯(道路(273)脇)
基本は「素泊まり 3800 円」のみです。 なお +400円すると、おっちゃんが布団を敷いてくれます(苦笑)。 「素泊まり」なんだから自分でするって:-) 自分でしてね〜というやる気のなさを示す 400 円と思われます。 こういうのが、いいですなぁ(笑)
炊事施設(火を使う設備)はありません。 水道くらいはあるけど、コップとかを洗えるくらいです。 もらいにいけばお湯とかはもらえます。
でも、ご飯の用意をお願いすれば出してくれます。 事前にいっておけば、きちんとしたものが出てくるそうですが、 土壇場で「おなかへった、おねがい」 といっても何かやりくりして出してくれるようなことは言ってました。 おじさんの蕎麦かもしれませんけど :-)
部屋「八千代」の様子
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