fml8 の subscribe は confirmation つきの自動登録がデフォルトです。
[config.cf のデフォルト値] subscribe_command_auth_type = confirmation subscribe_command_operation_mode = automatic
「手動操作」併用方式にするには、次のような設定があります。
[config.cf] subscribe_command_auth_type = confirmation subscribe_command_operation_mode = manualと設定した場合は、次のような挙動になります。 (1) fml8 が confirmation を行ないリクエストの正当性を確認します。 「正当性を確認した」という報告を管理者へ行ないます。 (2) 一方、アドレスの登録作業は自動では行なわれません。 管理者へは登録作業を依頼するメールが fml8 から出されます。 そのメールを見たら、 管理者は登録作業(admin コマンド、CUI、GUI)を手動でして下さい。
ようするに登録過程の最終段階が「自動」から「手動」に変わっただけです。
confirmation も登録も管理者が自ら行なう場合は次のようにして下さい。 この場合、MLドライバを使う意義がないような気もしますが、 いや SPAM よけになるから若干の意味があるでしょう。
[config.cf] subscribe_command_auth_type = manual subscribe_command_operation_mode = manual
unsubscribe は confirmation つきの自動登録がデフォルトです。
[config.cf のデフォルト値] unsubscribe_command_auth_type = confirmation unsubscribe_command_operation_mode = automatic
[config.cf] unsubscribe_command_auth_type = confirmation unsubscribe_command_operation_mode = manualと設定した場合は、次のような挙動になります。 (1) fml8 が confirmation を行ないリクエストの正当性を確認します。 管理者へ作業依頼のメールが fml8 から出されます。 (2) 一方、アドレスの登録作業は自動では行なわれません。 管理者へは登録作業を依頼するメールが fml8 から出されます。 そのメールを見たら登録作業(admin コマンド、CUI、GUI)をして下さい。
ようするに登録過程の最終段階が「自動」から「手動」に変わっただけです。
confirmation も登録も管理者が自ら行なう場合は次のようにして下さい。 この場合、MLドライバを使う意義がないような気もしますが、 いや SPAM よけになるから意味がありますね。
[config.cf] unsubscribe_command_auth_type = manual unsubscribe_command_operation_mode = manual
chaddr は confirmation つきの自動登録がデフォルトです。
[config.cf のデフォルト値] chaddr_command_auth_type = confirmation chaddr_command_operation_mode = automatic
[config.cf] chaddr_command_auth_type = confirmation chaddr_command_operation_mode = manualと設定した場合は、次のような挙動になります。 (1) fml8 が confirmation を行ないリクエストの正当性を確認します。 (2) 一方、アドレスの登録作業は自動では行なわれません。 管理者へは登録作業を依頼するメールが fml8 から出されます。 そのメールを見たら登録作業(admin コマンド、CUI、GUI)をして下さい。
ようするに登録過程の最後が「自動」から「手動」に変わっただけです。
confirmation も登録も管理者が自ら行なう場合は次のようにして下さい。 この場合、MLドライバを使う意義がないような気もしますが、 いや SPAM よけになるから意味がありますね。
[config.cf] chaddr_command_auth_type = manual chaddr_command_operation_mode = manual
fml4 では auto_regist を指定した場合 fml 3.0 以前の挙動になります。 これは、 メンバーリストにも配送のリストにも members ファイルだけを使うというものです。
いまさら、この機能の需要があるとは思えませんが、一応、解説します。
これをエミュレーションするには、とりあえず
primary_recipient_map = $primary_member_mapとすればよいことになります。 ただ、自動登録時にエラーがでます(すでにメンバーですから)。 エラーを回避するためには、 登録対象である primary_recipient_map はそのままダミーのファイルとして残し、 実際の配送リスト(recipient_maps)は members にしてしまうのがよいでしょう。
recipient_maps = $primary_member_mapこの場合 recipients というファイルにも登録作業が行なわれていますが、 実際の挙動には関係ありません。配送リストには members が使われます。
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