デフォルトで fml8 はユーザ fml の個人領域
~fml/public_html/fml/mlarchive/ドメイン名/ML名/以下に記事を HTML 化しています。
WWW サーバの設定をすればMLの記事を公開できます。 個人ディレクトリを公開できるように apache で suexec の設定をするなり、 このディレクトリだけ公開するなり、よしなに設定して下さい。
apache に suexec をサポートする機能がなければ ~fml/public_html/ 以下はインターネットから見えないはずなので、 デフォルトでは問題ないとおもいます。
でも、そもそも記事を HTML 化機能を停止すれば、より安全です。
[config.cf] use_html_archive = no
apache の Alias で
Alias /mlarchive/ "/home/fml/public_html/"とかすれば OK だと思うのですが、それでは駄目でしょうか?
はじめから HTML 化された記事が用意されています。 そもそもデフォルトで HTML 化されているので、 あえて HTML 化機能を無効にしていなければ、 公開するために WWW サーバの設定変更をすれば良いだけです。
一度 HTML 化を無効にしていて、 ふたたび有効にしたくなった場合が問題ですが、 この場合は fmlhtmlify コマンドで記事の再 HTML 化をすることができます。
% fmlhtmlify 記事のあるディレクトリ HTMLを置くディレクトリ 例 % fmlhtmlify /var/spool/ml/elena/spool ~fml/public/fml/mlarchive/ドメイン/ML
fmlhtmlify コマンドを使って下さい。
% fmlhtmlify 記事のあるディレクトリ HTMLを置くディレクトリ 例 % rm -fr ~fml/public/fml/mlarchive/ドメイン/ML % fmlhtmlify /var/spool/ml/elena/spool ~fml/public/fml/mlarchive/ドメイン/ML
案 1 は定期的に記事を転送することです。
% rsync -av ~fml/public/fml/mlarchive/ドメイン/ML 他のマシン:/パス/rsync over ssh を自動で実行するには、 少し特殊な ssh の設定が必要ですので注意して下さい。
案 2 は他のマシンの側に HTML を実行するコマンド(たとえば mhonarc)を仕掛けておくというものです。
案 3 として WWW サーバのファイルシステムにネットワークごしにアクセスする案もありえますが、 ファイルシステムがインターネットから見えるネットワーク構成は推奨されません。 少なくとも裏ネットワーク経由でアクセスするように設計してください。
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