Chapter 9. NetBSD ソースから配布セットを作る

Table of Contents
NetBSD バージョン番号の読み方
NetBSD ソースコードのダウンロードと展開の仕方一式
NetBSD (release) ソースコードのダウンロード
NetBSD (daily) ソースコードのダウンロード
NetBSD (stable) ソースコードのダウンロード
NetBSD (current) ソースコードのダウンロード
NetBSD ソースコードを CVS からダウンロード
NetBSD 配布セットをソースからコンパイルする

本章では NetBSD の ソースから配布セット(インストールセット)一式を作る 方法について述べます。

OS インストール方法および様々なソフトウエアのインストール方法は NetBSD サーバの構築クライアントの構築 を参照して下さい。

でも、まずは「NetBSD バージョンの読み方」の説明からはじめますね。

NetBSD バージョン番号の読み方

Caution

正式リリース版(5.0 5.0.1 5.1 など)以外に、 current (開発版、動作無保証、バージョン名 5.99.xx)があります。 それ以外に、いわゆる stable に相当するもの、 daily (テストのため current や stable を常に作り続けている) があります。

NetBSD 
NetBSD-current
NetBSD daily  (俗称?)
NetBSD stable (俗称)

なお、「特定の何か!」に意味があり、 それをどうしても手に入れたいという場合は CVS から取り出すことになります。

いずれにせよ、正式リリース以外のものは、 「CVS のブランチ名称」と「日付」で区別することになります。

NetBSD 正式リリース版のバージョン番号の読み方

NetBSD 2.0 以降

正式リリース版とは、 NetBSD 5.1 など「リリースしました」とアナウンスの出る版のことです。 「NetBSD 数字.数字」 ないしは 「NetBSD 数字.数字.数字」 という名称がつけられます。

3.0 〜 5.1 の事例は次のようになります。

NetBSD 3.0
NetBSD 3.0.1
NetBSD 3.0.2
NetBSD 3.0.3
NetBSD 3.1
NetBSD 3.1.1
NetBSD 4.0
NetBSD 4.0.1
NetBSD 5.0
NetBSD 5.0.1
NetBSD 5.0.2
NetBSD 5.1

X.Y.Z の X がメジャーバージョン、Y がマイナーバージョンです。 Z は、さらに細かい単位で、 X.Y への最低限の修正を加えた (セキュリティパッチなどをあてた)版を区別するためのものです。

●大まかな区別●

X        メジャー バージョンアップ                             
X.Y      X の マイナーバージョン Y   機能追加あり
X.Y.Z    X.Y への修正                X.Y に対する修正のみ、機能追加なし

よって 3.0 → 4.0 → 5.0 となるのが原則です。 が、そんな速度で開発してないので、区切りのいいところで、 アップデートがかかります。 たとえば 3.0 → 3.1 → 3.2 → 4.0 → 5.0 → 5.1 のようにです。 X.Y をリリースするかは「区切りのよさ」らしいので、 原則通り 4.0 の次が(4.1 が飛んで) 5.0 になることもあります。

通常 X.Y は feature update があります。 たとえば 5.0 から 5.1 の場合、多くのバグ修正に加え、 新たに付け加わったデバイスや機能があります。

一方、どんなに気をつけていても、セキュリティホールはあるものです。 セキュリティアップデートは避けて通れません。 こういったバグ修正のみを反映させた「安定版のなかの安定版」が X.Y.Z たとえば 4.0.1 といったバージョンです。 これは 4.0 へのバグ修正版という意味になります。 機能追加等はありません。

NetBSD 2.0 以前

一桁ずれます。 1.X の Xがメジャーバージョンです。

1.0 1.1 1.2 1.3 ...
が 2.0 以降の
0.0 1.0 2.0 3.0 ...
という意味合いになります。

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