運用機(サービスホストなどとも呼ぶ)では、 「運用を安全側に倒す」という精神を心がけて下さい。 よって、 念には念を入れ、以下のように 128G 境界を避けてレイアウトを考えます。
実験機や試験機であれば、 「 the Section called NetBSD/i386 のインストール: "ハードディスクの設定" in the Chapter called NetBSD サーバの構築 」 節の説明どおりのパーティッションの切り方でかまいません。
セクタ番号 268435455 を使わないでください。 このセクタを含むパーティッション f を作り、f を使用しない設定とします (以下の例を参考に f のあたりだけ気をつけてレイアウトを考えて下さい)。
たとえば 1TB のディスクを次のように設定します。 なお、以下の数字はセクタ番号です。
16 partitions: # size offset fstype [fsize bsize cpg/sgs] a: 32768064 63 RAID # (Cyl. 0*- 32508*) b: 8192016 32768127 swap # (Cyl. 32508*- 40635*) c: 1953525105 63 unused 0 0 # (Cyl. 0*- 1938020) d: 1953525168 0 unused 0 0 # (Cyl. 0 - 1938020) e: 227475300 40960143 4.2BSD 2048 16384 0 # (Cyl. 40635*- 266305*) f: 16 268435443 4.2BSD 2048 16384 0 # (Cyl. 266305*- 266305*) g: 1153433600 268435459 4.2BSD 2048 16384 0 # (Cyl. 266305*- 1410584*) h: 531656109 1421869059 4.2BSD 0 0 0 # (Cyl. 1410584*- 1938020)この例では raidframe で
raid0 = wd0a + wd1a raid1 = wd0e + wd1e radi2 = wd0g + wd1g raid3 = wd0h + wd1hのように RAID1 を構成しています [1]
HDS722020ALA330 (1863 GB, 3876021 cyl, 16 head, 63 sec, 512 bytes/sect x 3907029168 sectors) を「124G + 4G(swap) + gap + のこり」に分けた様子。
# size offset fstype [fsize bsize cpg/sgs] a: 260044851 63 4.2BSD 0 0 0 # (Cyl. 0*- 257981*) b: 8390529 260044914 swap # (Cyl. 257981*- 266305*) d: 3907029168 0 unused 0 0 # (Cyl. 0 - 3876020) e: 16 268435443 unused 0 0 # (Cyl. 266305*- 266305*) f: 3638593709 268435459 4.2BSD 0 0 0 # (Cyl. 266305*- 3876020)
[1] | この機材では wd2 も用意されていて wd1 が壊れたら物理的に入れかえる準備がしてあります。 実際、ある朝、気がついたら wd1 がお亡くなりになっていました。 日曜の朝、午前四時ごろのことでした。 セクタ番号 0 からして読めないので、完全な突然死でございました。 今まで頑張ってくれてありがとう〜 でも一年半くらいしかもたなかったよ HDT721010SLA360 ;) |
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