NetBSD のソースからフロッピー一枚の OS を作るツールキットです。 [1] fdgw はソースから作成するためのツールです。 そして、pkgsrc とはいえ NetBSD の正式な一部という点が重要と 考えています。
fdgw の基本はルータ( IP forwarding をする機械 )です。 つまり natbox モデルが基本となります。 これは IPv4/IPv6 の二本足のルータとして使うのが標準形でしょう。 [2] NAT 箱などと呼ばれるようなものです。 自宅用のファイアウォールもどき(?)くらいには使えます。 ISC dhcpd も組み込んであるので、 簡単な NAT 箱がフロッピー一枚で作れます。
また ADSL ルータのモデル( adslrouter.img )もあります。 これは pppd と rp-pppoe が組み込んである natbox というべきモデルです。
できるだけ多くの ネットワークインターフェイス に デフォルトで対応できるようにしました。 使えるバスは ISA PCI PCMCIA CARDBUS です。 詳しくは 『対応しているネットワークインターフェイス』 の説を参照して下さい。
[1] | プロジェクトのおまけとして、 ftp.fml.org では適宜フロッピーイメージを提供しています。 |
[2] | なお、IPv6 は最初から有効になっています。 |
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